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人見知りって大事なことだった

自己紹介

5歳になる長男ですが、言葉が遅くて療育に通うことになりました。

言葉の理解や発語が弱い…ということで、2歳の時から小児科でリハビリを受けていたものの、

4歳半の時に受けた発達検査では、言葉や社会性の発達が2歳半程度で、療育へ紹介となりました。


こういった発達が2年遅れると「知能・知的遅延」という診断がつくようです。


…ということで、療育を初受診。
(先生も看護師さんもめちゃくちゃ優しかった)


息子が遊んでいる姿を先生がみてくれて、普段の様子など色々と聞かれる中で、

「赤ちゃんの時に、人見知りってどうでした?」

と聞かれました。

「それが、なかったんですよね。置いたら泣くのでずっと抱っこで、ママにベッタリ。そのくせ誰か他の人に対して泣く…とかがなくて。ママじゃなくても、他の誰かがいれば泣かない子でした。」

…とお話ししました。


また「保育園は楽しく行ってる?他のお友達と遊んだりはする?」と聞かれ、

「楽しく行ってるし、みんなと行事は楽しめてるみたいなんですが、息子からお友達の名前は出てこないです。先生と遊ぶことが多いみたいです。

言葉が出ないから、コミュニケーションが難しいんですかね。他の子は流暢にしゃべるし…。」

と言うと、


「お母さん、あのね、

“言葉が出ないからコミュニケーションが取れない”のか、
“コミュニケーションを取らないから、言葉が出ない”のか

ってなるんだけど」

(この時点でハッとした私。まさかうちの息子って…)

先生の話は続きます。
「たぶんこの子、しゃべる必要性を感じてない。」

(や、やっぱり…笑)


「赤ちゃんの頃、“自分と他人”っていう、自他の認識をして人見知りをするんだけど、それがこの子にはなかった。

ママにベッタリだったし、自分とママは一体だと思ってる。

今、周りの先生とかお友達に対してもそう。

人のことは好きだから、保育園は楽しめてる。

でも、自分と周りの人、全部一体だと思ってる。

だいたい4歳くらいになると、“自分はこれ楽しいけど、友達はイヤみたい”とかがなんとなくわかってくるんだけど、

息子くんはそうじゃなくて、

“自分はこれ楽しいから、みんなも楽しい”って思ってる。だからわざわざ喋って伝えなくてもいい。


自分じゃ届かないものをママに取ってもらう時、“ママが取ってくれた”じゃなくて、

自分が“ゴムゴムの〜”って手を伸ばして取ってるって思ってる。」


なんてこった。息子、自分をゴム人間だと思ってるのか…🤣


もちろん、先生も「今日初めてお会いしたし、この1回だけで全部わかるわけじゃないんだけど…」と前置きをされてましたが、
私はしっくりきました。


ということで、リハビリの方針は、
「言葉の訓練をすれば、言葉は増えます。

でも、ちゃんと意味がわかって喋ってほしいから、社会性を伸ばすのをやろうかな。」
…となりました。


どんなことをやるのかはまだわからないけど、それも息子が楽しくやれればいいな😊


…というか、人見知りってとても大事だったのね😂
一応、娘は人見知り真っ只中です(笑)


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