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非常時の救世主、携帯用トイレ。30代女性が実際に試してみて分かった3つのポイント

備えって、大切。いざというときのため……。
んっ、でもその備えているものって使ったことあります?
「実際に使って、使えることを確かめる」、これ、忘れがちですが非常に大切なポイントだと思います。

さて、前回は、大雪の中で立ち往生した時、車の中に備えておきたい3つのものをテーマにお伝えしました。


1.食料と水
2.防寒できるもの(アルミのブランケットとか、ホッカイロ)
3.非常用トイレ

1と2はね、イメージがつくと思います。3の非常用トイレを車の中で使う……。多分、やったことがない方が圧倒的ですね。
用意した方がいいのは分かっている。実際に使うってどうなんだろう。
そして浮かぶいくつかの問題。

・外から見えるのでは!!?絶対に困る!
・車の中で用を足す……、えっ、飛び散らない!?上手にできる?
・そのあとは……、臭いは大丈夫なの?

女性特有の課題として、排尿するときは自分でコントロールしにくいことも挙げられると思います。

今回は、あじさいが実際に非常用の携帯トイレを使ってみて分かったことをお伝えします。

トイレ問題、健康状態に影響をきたすものですので非常に大切だとお気づきのはず。それが、車に閉じ込められている場合、自家用車なら大切な財産の中でせざるを得ないし、周りは窓だし……完全に非常事態!ですよね。


前回の記事はこちらから↓

実際に試したのはこちら。

今回も、100円ショップのセリアを利用しました。
セリアに売っていた非常用の携帯トイレは以下の4種類。

番号は実際に利用した順番です。今回は男性用を除く3つを使用しました。※小さい方のみ試しました。

今回は、外からの目隠しに100円ショップで購入したポンチョを着用して使ってみました。中が見えない青色のポンチョなので目隠しにはなったかと思います。

実際の場面を想定して、トイレに行きたくなった時にお風呂場でお風呂の椅子に座りながら非常用トイレを使用。極力リアルな状況を想定してみました。

実施に使ってみて分かった3つのポイント

実際に、同日に自宅で3つの携帯用トイレを使ってみました。
いずれも、給水はばっちり、尿もジェル化されていました。
本当に、写真のとおりジェル化されます。そこはご安心を。
ただし、色は……略。



今回使ってみて分かった3つのポイントです。

1.いざ使ってみると、けっこう焦る。一度は試すことが大事

2.臭いは2,3日なら大丈夫。心配な場合は、袋を2重、防臭袋を!

3.女性用の携帯トイレは受け口が大きなものの方が使いやすい

1.いざ使ってみると、けっこう焦る。一度は試すことが大事。
今回本当にこれがいちばんお伝えしたいことです。
トイレに行きたいな……と思ってから、実際に初めて使ってみると思いのほかてこずりました。


んっ、これで合っているのかな?大丈夫かな状態なのに、迫りくる感覚。
数回は使ってみることをおすすめします。

えっ、数回?

これは、体験に基づきます。
最初2回は指に尿がかかったり、袋の中にうまくできなかったためです。
(これ、車の中だったら車を汚していたかも。。)
当然ながら体内から出されるものなので、温かいのですよね。
最初は慣れなくて、「えっ、大丈夫!?」と焦りました。

参考:おまけのTips(個人の気づきです。)
・パンツの場合、足首までしっかり下した方がやりやすい
・勢いよく排尿したほうが安定してトイレできる(飛び散らない)
・ウェットティッシュや薬用ジェルがあるとかなり便利
・ビニル袋は多めに用意
・おしりの下に新聞とか何か1枚あるとよさそう

2.臭いは2、3日なら大丈夫。心配な場合は、袋を2重に、防臭袋を!

これも自宅で試してみました。ゴミ出しまでの日、自宅に保管していたのですが、この間、臭いは特にしませんでした。数日ならなんとかなりそうです。2重にしておく方が安心です。

あとは、防臭袋。ペットを飼っている方や赤ちゃんがいらっしゃるご家庭ではよくつかわれているかと思います。
糞や使用済みおむつを入れるのに臭いを防ぐ袋というのがあるんですね。これでかなり臭いを抑えられるようです。
調べてみたのですが、100円ショップでも購入できるようでした。

参考:BOS 防臭袋
https://item.rakuten.co.jp/bos-shop/bos-b001a/


3.女性用の携帯トイレは受け口が大きなものの方が使いやすい

今回、使った簡易用トイレで使いやすかったのは、順に3番、2番、1番。
受け口が大きい方が使いやすかったです。大きいといっても、直径7~8㎝くらいなので小さくて心もとない……ということもあると思います。
大人なら何とかなっても子供なら上手に使えないかもしれない。

おすすめは、おまるタイプの簡易用トイレ。https://item.rakuten.co.jp/bousaikan/482036/

(リンク先に実際の使用イメージが掲載されていて分かりやすいです!)
組み立ても非常に簡単、80kgまで対応しているので大人でも使えます。

こちらの商品、100円ショップでは入手できませんが、「いざというときの保険」に十分なると思います。

以前、小学生向けの防災教室で非常トイレのデモンストレーションを行う際に簡易おまるを組み立てたことがあります。不器用に定評があるあじさいでも、非常に簡単にできました。小学生の食いつきも非常によかったです。

まとめ

今回は、「非常時の救世主、携帯用トイレ。30代女性が実際に試してみて分かった3つのポイント」というテーマでお伝えしました。

想定したくないけど、想定せざるを得ない状況でどうするか。
大雪で立ち往生しそうな天気の場合、もちろん出歩かない・車を運転しないのがいちばんです。ただし、場合によっては車を走らせらざるを得ない状況もあると思います。

ぜひ、ご家庭のお車にも非常時の備えや非常用トイレの備え、準備してみてはいかがですか。

あじさい

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