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ドイツのお話3:銀行口座の開設と書類の格闘

「ドイツのお話」シリーズでは、こんなこともあるのね〜という、他ではあまり掲載されていないニッチな記事をお届けします。

注意;ここでのお話は実際にこういうことに遭遇したよ!というお話であって、必ずしもこういう風になる、これがルールというわけではありません。各自、確かなソースから正確な情報収集をお願いしますね!

前回のお話はこちらから。


銀行口座を開こう

給与の支払いに必須のドイツの銀行口座、市役所でTAX IDの紙を取得した後、その足で銀行に向かいました。

色々調べたのですが、毎月700ユーロ以上の給与支払があれば口座維持費用が無料になるCommerzbankを選びました。

ドイツの銀行口座は毎月、管理費用がかかります。銀行によって異なりますが5~8ユーロぐらいが相場でして年間で考えるとなかなか高い。

ワーホリの方はネット銀行を使っている方が多いらしいですが、今回はサポートしてくれている方がいたため実店舗の銀行を選びました。

 事前にインターネット上で必要な情報を登録してから向かいました。予約は不要でした。

いざ窓口

特に問題なく進みました。担当の若い女性が少し英語を話せたためありがたかったです。
これから何通も手紙が送られてくること、カード類もパスワードも全て普通郵便で送られてくることを教えていただきました。

さて、肝心の銀口座の番号は……?

えっ、分からないってどういうこと?
今日必要なんだけど!!

と、あじさいではなく、エージェントのおばさまが詰め寄りました。しばらくして奥からベテランのマネージャーらしき女性が登場し、ささっと口座番号を表示してくれました。

 

大量の手紙が届く

以下、届いたお手紙です。
もちろん全部ドイツ語なのでグーグルレンズを使いながら内容を把握しました。

文明の利器万歳、それでもかなり時間がかかりました。

  1. これからこんな手紙が届くよーのお手紙

  2. オンラインバンキング設定のお手紙

  3. 暗証番号(銀行用、日本とは違って自分では番号を決められません……)

  4. 暗証番号(デビットカード用、同上)

  5. キャッシュカード兼デビットカード

  6. Master デビットカード(こちらの暗証番号は自分で設定できます。)


Masterデビットカードは、任意でしたがクレジットカードを作る代わりにこちらを作りました。月々3.5ユーロかかりますが、口座開設すると50ユーロもらえるとのことでしてまあこのお金で実質タダなので作りました。

アプリの設定に四苦八苦

スマホからアプリのログインがなぜか出来ず、最終的には手持ちのiPadを使いました。

アプリのドイツ語表記、コピペができないので翻訳ソフトが使えず意味がわからない……。iPadにアプリを表示させながら、手持ちのスマホでグーグルレンズを使いながらなんとか内容を把握しました。

このアイディアにたどり着くまで数日。。
銀行のWebsiteもほぼドイツ語でして時間がかかりました。

入国早々、ドイツ語の洗礼をしっかり受けました。

ちなみにCommerzbankのアプリ、英語の表示設定が出来ることにしばらくしてから気がつきました。これだけで株が上がりました。


デビットカードを使おう

デビットカード、こちらに来てから初めて使いました。

"Mit karte, bitte!" カードで!

と言ってタッチ決済。
suicaのような感覚で使っています。
チャージしなくて言い分、suicaより楽です。

残高をアプリで確認しよう

さて何度かカードも使ったし残高をアプリで確認……


んっ?残高減っていない。どういうこと?
翌日まとめて反映か?


翌日、やはり減っていない……。


カード利用から5日後、やっと利用分がアプリに反映されました。遅い……。

即時反映されないのが地味にストレスですが、仕組みが分かればひと安心です。
ちなみにMasterのデビットカードの方が、キャッシュカードに付いているデビットカードよりりもアプリに反映されるのが遅いです。
有料なのに。


そんなMasterデビットカード、もう一悶着ありました。長くなったので次回に。

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