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まずは「知る」:ハザードマップその1

全国的に梅雨時期ですね。マスクに雨に、今年はいつもと違う状況ですね。そして、あじさいがきれいな頃でもあります。
「あじさい」という名前は単純、好きな花だからという理由です。

最近、テレビを見ていると、大雨に備えておきましょう!これ大切、あれ大切!という内容を見かける機会が増えてきました。NHKでは、あさイチがこの季節の備えについて特集していましたし、また、ハートネットTV「水害から命を守る」でも特集されていました。NHKは災害系の番組はいい番組作っているなー、見ると「ふんふん」「なるほど!」って思うんですよね。

あとで気づく、、、結局何すればいいの?( ゚д゚)
自分で身を守るために何をすればいいのか?
正直よくわからない!そんな方もいると思います。

ざっくり、説明すると、自然災害に対する備えは以下の流れです。

自然災害に対する備えの流れ

1.この場所って危険なの?どうなの? ⇒ 何に対して備えればいいかわかる!
2.危険な場合、どのくらい危険なの?頻度はどれくらい?(ひんぱん?そうでない?)
3.何を優先的に対策すればいい?準備したらいい?
4. じゃあ準備しよう!備えよう!(リスクを避けるのか、保険をかけるのか、リスクを低くするのか、受け入れるのか)

まずは自分が住んでいるところについて知ることが大切!
どんな災害について備えればいいのかは、場所によって本当に様々です。そして、あんまり備えなくていい自然災害も分かりますよね。たとえば、海なし県なら高潮や津波について自宅では備えませんよね。。沖縄なら雪の備えはしませんよね。(どんな場所でも地震には備えておいてほしいです)。
ということで、まずは1・2を行うために必要なツール、ハザードマップについてお伝えします。

そもそもハザード(Hazard)って?

ロングマン英英辞典より:something that may be dangerous, or cause accidents or problems
「危険かもしれない、または、事故や問題をひきおこすかもしれないもの」
ロングマン英日辞典より:危険因子
一言でいえば、「危険」です。

ハザードマップとは? 

「ハザードマップ」とは、一般的に「自然災害による被害の軽減や防災対策に使用する目的で、被災想定区域や避難場所・避難経路などの防災関係施設の位置などを表示した地図」とされています。防災マップ、被害予測図、被害想定図、アボイド(回避)マップ、リスクマップなどと呼ばれているものもあります。(国土地理院より*1)
 要は、ある自然災害の危険の程度を示した地図です。

どんな団体がハザードマップを公表しているの?

国土交通省や都道府県、市区町村など公的機関等から公表されています。

どこでハザードマップは見られるの?費用は?

インターネット上で閲覧できることがほとんどです。PDF形式またはGoogle Mapのような形式のGISシステムで確認できます。市区町村によっては紙で配布されていることもあります。費用は無料です。

どんな種類のハザードマップが公開されているの?

津波、洪水、土砂災害、火山噴火、地震発生時の液状化、高潮など……
自然災害によってはあるもの、ないものあります。地域によって自然災害リスクは変わってくるので、リスクがある自然災害のハザードマップが公開されています。※ハザードマップを作るのに適さない自然災害もあります。

我が家は、津波も洪水も土砂災害も火山もリスクが高い地域ではないので、地震のみ対策しています。

次回はハザードマップの楽な探し方についてお伝えします。

出典 ハザードマップとは?(国土地理院)https://www.gsi.go.jp/hokkaido/bousai-hazard-hazard.htm



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