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ドイツ南部の洪水2024

先日、仕事でドイツに2週間滞在しまして、週末にICEという電車(日本だと新幹線のようなもの)で北部の街リューベックに日帰りで小旅行しました。

行き…電車&行き先変更+遅延
帰り…電車キャンセル

これが噂に聞くDB(Deutsch Bahn)……!
DBから洗礼(歓迎)を受けました。

この理由ですが、掲示板にはAdverse weather (悪天候)と書かれておりまして。
えっ、悪天候?こちらはめちゃくちゃ快晴なんですけど!!

快晴の街
心地よいを超えてむしろ暑いくらい。


南部の洪水、北部にも影響

ホテルに着いた後、ニュースで知りました。
ドイツ南部で洪水発生!

週末に降り続いた大雨により、南部のバイエルン州とバーデン・ヴュルテンベルク州で広範囲に洪水が発生した。 この洪水により、北と西からミュンヘンへの長距離鉄道路線は月曜日に運休となり、交通機関は広範囲に混乱した。

上記ニュースをAI翻訳

長く続いた豪雨により堤防やダムが決壊し、広範囲で浸水が発生。救助に当たっていた消防士の方や車の中にいた方が犠牲になりました。数千の住民が避難を余儀なくされました。

河川の水位が100年に1回発生するとされるレベルまで上昇した場所もあったそうです。

 
ドイツ人の同僚からドイツの自然災害はFloodがメジャーと聞いていましたが、2週間の滞在期間中に起こったのは本当に驚きました。

 ドイツの国土の半分は意外にも平地。
南はスイスに接しているから山が多いのかなと思っていたのですが、実際に行ってみて驚くくらいに平地でした。

ドイツのかなり北にいたのに、電車で6時間くらいかかる南部の洪水の影響を受けたのは、全国を走る鉄道の利便さゆえでした。


週の中頃にミュンヘンで会議がありまして、空路で移動中、偶然にも写真が撮れました。

ミュンヘン空港の近くです。

羽のちょうど上が川
川が泥水のように
やっぱり土地は平ら

肉眼で浸水した場所というのは分かりませんでしたが、川が洪水の影響を物語っていました。



そうそう、冒頭の電車のお話。

乗車した翌日に、現地で3ヶ月間使える25ユーロと10ユーロのクーポンをメールでいただきました。



なんだDBからメールか……

おっ、クーポン!!

 クーポンで心が踊ったのはここだけの話。
クーポンで不便を帳消しにする…なんともドイツらしいなと思いました。

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