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「カッコいい」は外側の基準

「相手がカッコよくないと付き合っても飽きちゃいそう」

マックのJKが言っていた。

というのは嘘ですけど、電車乗っていたら横の女子大生たちが話していました。カッコいいかどうかで付き合うかを決める。別にそれ自体は何も問題はないし確かに見た目は大事です。

でもその「カッコいい」の基準はちゃんと自分で導き出したものなのだろうか?

たとえば今の若い子達にキムタクの写真見せても、そんなにいい反応はもらえない気がする。もっと言えば石原軍団の写真なんか見せてみても、やたら濃い顔のおっさんたちだな、と思われるのが関の山だろう。

見た目が「カッコいい」かどうかの基準って自分の中にあるというよりかは、そのとき世間でカッコいいと認められる顔や格好をしているかどうか、という要素が強いのではないだろうか。

その時代時代でカッコよさの基準はさまざまで、洋服の流行と似ていて、一過性のものだったり、また戻ってきたりもする。

もちろん格好も顔も、時代遅れな彼氏と付き合いたい人はあまりないだろう。でもそれは単に流行に載せられて流行のものを買うことと大差ない行動ではないだろうか。

別に流行を否定するつもりはない。

そのとき、その季節に流行っているものを着ることは、時代についていっている感覚にもなるし、そもそもそれなりの店で定期的に買い物をすれば流行を避けて通れない。

でも恋人を選ぶ基準の「カッコよさ」。さすがにこれは流行で決めちゃダメだよね。流行が過ぎたら好きじゃなくなっちゃうじゃない。

年を重ねると「見た目とかあんまり関係ないよ」という人も増えてくる。この状態はつまり異性を「流行」で追いかけるという呪縛から逃れることができている状態じゃないかな……と、そういう状態こそが自分にちゃんと合った人を選別できる状態ではないか。

そんなことを耳をダンボのようにしたまま考えていた私なのでした。

もちろんたまたま横に居合わせた私が彼女の何を知っているわけでもありませんから、ちゃんと自分を持っているしっかりした子なのかも知れません。

でもさ彼女、「山崎賢人みたいな人がいい」って言ってたからさ笑

いい相手が見つかるといいね笑


#エッセイ #マックのJK #山崎賢人 #カッコよさ #見た目 #恋愛 #恋人

「欲しいものリスト」に眠っている本を買いたいです!(*´ω`*)