『ズコー!』
最近、上の子が幼稚園で覚えてきた言葉に『ズコー!』というものがある。
思い通りにいかなかったときや、失敗したとき。芸人さんが床に突っ伏す勢いで「ズコー!!」と叫ぶ。時には実際に床に突っ伏したりする。
そして私のイメージでは「ズコー!」と言えば、デパートとかに昔良くあったじゃんけんゲームの効果音だ。
これには共感してもらえる人が沢山居ると思う。
『じゃんけんポン!』の掛け声とともに、グーかチョキかパーのボタンを選び、勝った時はピロリロン!と賑やかな音がなる。そして負けた時に鳴るのが、その『スコー!』という効果音だ。
気になって調べたら出てきた。
この筐体「ジャンケンマン」というらしい。
(写真はwikiから)
ただ、このじゃんけんゲーム最近はとんと見かけない。
そして現在、巷に筺体がないのであれば、子供が自分で覚えたとは考えられない。
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そう、つまり誰かが『ズコー!』を覚えていて、それを広めた人がいるはずだ。
先生なのか、はたまたどこかの家庭のお父さんお母さんか……とにかく家族の人だろう。コナン君でなくともわかる。犯人がこの中にいる。
ご家庭で予想外のボケを食らった時や、何かをやらかしてしまった時。そんな瞬間にいい年をした大人が日常的に「ズコー!」と言っているのを想像するとワクワクしてくる。家庭の中だけで消費されるはずの内輪ノリを覗き見てしまった感じ。やはり関西人の家庭なのだろうか(偏見
おじいちゃんとかおばあちゃんが伝播元だったらどうしよう。めっちゃ会いたいそんなご老人。
孫「ねぇおじいちゃん、おばあちゃんが作ってくれたおイモおいしいね」
老「そうだなかわいい孫よ」
孫「でも孫知ってるよ。これレイトウなんだって」
老「ズコー!」
みたいな。
おじいちゃんが言ってたらとても楽しそうだ(笑
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機会があったら『ズコー!』の起源について、探ってみたい気もするけれど、どうせまともには源泉にたどり着けまい(笑
せめてうちの子がいつまで「ズコー!」と言い続けるかだけは、楽しみにしていることにいたします。
「欲しいものリスト」に眠っている本を買いたいです!(*´ω`*)