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短編小説等まとめ

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自作短編小説及びその他創作文章のまとめです。
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#創作

ほとばしる熱さの代償【ショートショート】【#62】

「急に熱くなりましたなー」 隣にいたヤツが私に話しかけてきた。 「そうですね……熱いのは…

たけのこ
4年前
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ブロッコリーを傘にした市【#同じテーマで小説を書こう】【ショートショート】【#60…

「私たち部路狐狸(ブロッコリー)市は、先日発表したしました市の改名に続きまして、2025年を…

たけのこ
4年前
37

家から片道1時間【#おうち旅行】【ショートショート】【#59】

「ランプが付きましたらシートベルトをお外しください」 頭上から添乗員のアナウンスが聞こえ…

たけのこ
4年前
39

歯医者の騒乱【ショートショート】【#49】

歯医者がコンビニより多くなって久しい。 人間は「モノ」に対する渇望を失い、現状を維持する…

たけのこ
4年前
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優しさの代償【ショートショート】【#41】【くずエモ】

正直、誰でもよかった。 その時わき上がってしまった性欲を満たせるのなら、性別さえ問わない…

たけのこ
4年前
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#同じテーマで小説を書こう 暗闇に響く、その声【ショートショート】【#40】

「……おおい!おーい!」 どこか遠くから声が聞こえる。男の声だ。声は反響しており、すこし…

たけのこ
4年前
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そんなことわかってる【ショートショート】【#39】

いつから意識しだしていたのかはわからない。 でも結構最初のへんから好きだったんじゃないかと思う。 出会いは学生のときのバイトだった。 私が先に働くようになって、2、3カ月して彼が入ってきた。彼は1つ下の大学生。シフトが重なるようになって、少しづつ話すようになったあたりで、丁度私には彼氏が出来た。 同じバイトの先輩で、1つ上の男の子。 同じバイトの人と付き合った恥ずかしさもあったと思う。まだそれほど仲良くなっていなかったのもあっただろう。その時は、彼になんとなく彼氏が出来た

話題の映画【ショートショート】【#37】

「人が生きてることに意味なんてないよ」 ぶっきらぼうに言い放った彼は、こちらの反応を伺っ…

たけのこ
4年前
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『忘れられない一杯』は覚えていない【小説】

「今度のフェスで乾杯しましょう!」 音楽好きの間では、良く使われるセリフだと思う。SNSが…

たけのこ
4年前
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まな板の上の妄想【ショートショート】【#4】

不定期だけれど、ずっとnoteを書いている。 週に数回書く時もあれば、1、2週間開いてしまうこ…

たけのこ
5年前
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名誉会員【ショートショート】【#2】

部屋から出なくなってもう何十年になるだろうか。 両親がそろって亡くなったとき、ショックを…

たけのこ
5年前
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