【無料教材あり】おうちでできる!子供向けプログラミング学習におすすめなサービス
株式会社アジケでフロントエンドエンジニアをしています、本田です。
コロナウイルスの蔓延でそれどころではないかもしれませんが、今年から小学校でのプログラミング学習が必須になるらしいですね…
そういうわけで今回は、家で楽しく遊びながらプログラミングの勉強ができるツールを紹介していこうと思います!
そもそも…
「小学生からプログラミングを勉強して、将来みんなITエンジニアになるの?」と思われる方もいると思いますが、そうではありません。
この学習の目的は、「プログラミングができるようになる」ことではなく、「プログラミング的思考を身につける」ことだそうです。
何が違うのかわかりづらいかと思いますが、
大体こんなイメージです。
この能力を応用すれば、どんな職業についても、どんなことをしていても、自分の目標を達成するためにどうすればいいのか考え、行動する役に立つと思います!
最近は子供向けのプログラミング学習教材も豊富で、レゴブロックや段ボールで作ったものを動かしたり、PCでイラストを動かしたり、いろいろな種類のものがあります。
その中で、面白そう!これ良さそう!と思ったものを紹介させていただきます。
人によってやってみたいこと、興味があることもさまざまだと思うので、ぜひお子さんと一緒に選んでみてください!
◆アニメーションを作る!
まずは、イラストを動かしてアニメーションを作る教材です。
PCやスマートフォンがあればできるので、手軽に始められることもおすすめなポイントです!
⚫️Viscuit
対象:未就学児〜小学生
この教材のキーポイントは、「メガネ」というパーツです。
眼鏡の左右の円の中に自分で描いたイラストを置くと、イラストが動き出します!
必要なパーツがメガネだけなので、一見単純に見えますが、なんと、工夫次第では迷路やボールくずしなどのゲームも作れます!
遊び方の解説も豊富で、かんたん、ふつう、むずかしいの3段階に分かれた解説が用意されており、全て無料で遊ぶことができます。
⚫︎Scratch
対象:小学生〜
Scratchは、150以上の国と地域で使われている子供向けプログラミング教材です。
日本語にも対応しており、無料で遊べます!
Viscuitではメガネの中にイラストを入れてアニメーションを作るのに対して、Scratchでは、さまざまな動きのブロックを組み合わせることでアニメーションを作っていきます。
例えば、キャラクターが画面を「左上→右上→右下」と移動する場合、「30歩動かす」→「90度回す」→「15歩動かす」といったように組み合わせます。
こちらもアニメーションだけでなく、ゲームや物語も作ることができ、作った作品をScratchのサイト内で公開することができます!
また、他のユーザの作品を触って改造することもできるので、気になる作品があったらどうやって作っているのか見て、作り方を学習するのもありだと思います!
◆工作したものを動かす!
次に、自分でロボットなどを作って、プログラムでそれを動かす教材です。
教材費がかかってしまいますが、工夫次第で作れるものの幅がとても広いこと、電子工作やロボットの仕組みに触れられることも魅力的だと思います!
⚫︎embot
対象: 小学生〜
embotは、段ボールなどの「身の回りにあるもの」を使いながらロボットを作っていきます。
元になるロボットは、付属品の段ボールと電子工作キットから組み立てます。
プログラムもタブレットやスマホから入力するので、PCが家になくても遊べます。
素材が段ボールなので、比較的低価格で入手することができます。購入しなくても、プログラムを組むためのアプリのみなら無料で入手できるようです。
ロボット本体の素材も段ボールなので、自分が好きな材料を使って、基本のロボットから自由に改造しましょう!
引用:https://robotstart.info/2019/11/27/programing_education_embot.html
他にも、位置や温度、照度のセンサから取り入れた情報もプログラムに使うことができます!
⚫︎Nintendo Labo
対象:小学生〜
続いては、Nintendoのゲームの一つです!
こちらも、embotと同じく基本は段ボールで作られています。
NintendoSwitchのコントローラを段ボールの工作キットに組み込んで、リモコンカーや、車やバイクのハンドル、釣竿など、全く違う形のコントローラにして遊びます!
制作キットのレパートリーも多く、中にはVRを体験できるキットや、ロボットになりきれるキットもあります。
キットを組み立てて作ったコントローラの他にも、NintendoSwitchのコントローラと家にあるいろいろな物を組み合わせて、オリジナルのコントローラとゲームを作って遊ぶこともできます!
例えばこの動画では、「ルイージマンション」というゲームに登場する「オバキューム」という機械を段ボールで作り、ARのルイージマンション風ゲームを作成しています。
さらに、工作したりプログラムを作ったりするだけではありません。
組み立てた段ボールのコントローラが、どうやってNintendoSwitchのコントローラと連動しているかのトピックも用意されていて、自分が組み立てたものがどうやって動いているかを理解することにも繋がります!
⚫︎レゴ®️マインドストーム®️
対象:10歳〜
続いては、おなじみのレゴブロックを使ったプログラミング教材です!
ご存知の通り、レゴブロックは組み合わせ次第でどんなものでも作ることができます。
マインドストームでは、レゴブロックにモータや色、音などのセンサを組み合わせてプログラムで動くロボットを作ることができます!
一応ロボットの作り方の説明書はついていますが、一番の特徴はどんな物でも作ることができる万能性だと思います。
工場のように棒を長さごとに分ける機械や、Alexaと連携したアーケードゲームのような装置などの本格的な装置を作ることも可能で、子供だけでなく大人も楽しめる教材です!
説明書の通りに作るだけでなく、これを使えばこんなことができるのでは?という目標がはっきりあればあるほど、できることの幅が広がって楽しめる教材じゃないかと思います!
◆音楽を作る!
最後に、音楽を作る教材です。
音楽を作るには、楽器や音楽を制作するためのソフトを使うものとばかり思っていたので、プログラミング教材で音楽を作れることを知って正直びっくりしました。
⚫︎Scratch
対象:小学生〜
先ほど紹介したScratchでは、なんと、拡張機能で音楽を作ることもできます!
どの音を何拍鳴らすかをプログラムで決めることで音楽を作っていきます。
他にも、音楽のテンポやピッチ、音量などもプログラムで指定します。
ピアノやトランペットなどの楽器や、動物の鳴き声、ビートボックスや歓声など多種多様な音が標準で収録されていて、それらを使って音楽を作ります。
他にも、録音機能もついているので、自分で好きな音を収録して使うこともできます!
制作した音楽はScratch内でBGMや効果音として使用したり、音楽を使ったゲームを作ったりできるそうです!
おわりに
いかがでしたでしょうか?
プログラミング教材にもいろいろな種類があることが分かったり、それぞれの特徴を見つけることができたり、調べているだけでも楽しむことができました笑
今回紹介した教材は大人が使っても楽しめると思うので、ぜひお子さんと一緒にプログラミングの勉強をしてみてください!
ここまで読んでくださりありがとうございます!
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