見出し画像

リモートワークのストレス軽減にシエスタ制度をはじめました

こんにちは。ajike PRチームです。リモートワークを続けてみて、健康やストレス面での課題が浮き彫りになりました。対策としてつい先日から「シエスタ制度」をはじめてみました。「シエスタ(siesta)」とはスペイン語で昼寝の意味で、ヨーロッパで2~3時間ほどの長い昼休みをとる習慣です。昼ごはんをゆっくり食べたり、昼寝に使われているようです。
はじめてみて、体感値として生活の質を上げられたし、気づきが多くあったのでお伝えしたいと思います。


社内アンケートで見えたリモートワークの健康・ストレス面での課題

まずは、なぜシエスタ制度を始めたのか背景ですね。全社でリモートワークに切り替えて1ヶ月後にアンケートをとったのですが、「健康・ストレス面」が課題として見えてきました。

画像1

アンケート結果と一緒に以前のnoteでは以下のようにかきました✍(完全リモートワークに切り替えて1ヶ月!試したことと見えてきた課題を社内アンケートを元にまとめました)

家にこもりっぱなしによる身体的な健康と精神的な健康面での対策が必要だと感じています。特に一人暮らしの人は体調を崩した時にサポートできる人がいないので心配ですね。
また、外出できないなどの生活環境の変化による精神的な負荷も心配しています。これらは外出自粛期間が長期化すればするほどに大きな課題になるのではないかと思います。

課題への対策の1つが「シエスタ制度」です。リモートワークだと外に出ない分日光を直接浴びる時間がほとんどないので、2時間程度昼休憩を設けることで日光を浴びながら散歩や運動、昼寝ができるというわけです。これは社内アンケートで集まったアイデアの1つです。

ちなみに短時間の昼寝は「パワーナップ」とも言われているようです。コーネル大学の社会心理学者ジェームス・マース氏により提唱され、集中力の向上やストレス軽減などの効果が期待されています。(参照元:効果的な疲労回復法『パワーナップ』とは?上手に利用して疲労回復につなげよう)

以前から仮眠制度を導入している企業もありますね。例えば三菱地所さん。以下の記事によると昼12時〜15時の間、15分〜30分の仮眠が生産性を高めるとのこと。なるほど。。

▼仮眠制度の導入例:三菱地所株式会社


シエスタ制度で休憩時間を1.5時間〜2時間に延長

続いてシエスタ制度の詳細ですが、いたってシンプルで通常の休憩時間を30分〜1時間延長し、合計1.5時間〜2時間を休憩時間に充てられるものです。延長した分の30分〜1時間は退勤時間を後ろにずらすことで、調整します。
(例えば2時間休憩時間をとった場合は、通常勤務時間が10:00~19:00のところ、勤務時間が10:00~20:00になるというわけです。)

マネーフォワードクラウド勤怠上でのバックオフィスの対応方法

こうなるとバックオフィスの手続きがちょっと大変になりそうですよね。。今後、制度を導入される方のために対処法を説明します。ajikeでは勤怠管理ツールにマネーフォワードクラウド勤怠を使っています。クラウド勤怠では勤務パターンを管理者が追加できるので、制度の2パターン分の勤務時間を追加して対応しています。

▼以下2つをパターンとして追加しています。
・【シエスタ】10:00-19:30 / 休憩1.5h
・【シエスタ】10:00-20:00 / 休憩2h

制度の利用者は該当日左横の「編集」をクリックし...

画像3

勤務スケジュールの勤務パターンを変更して通常通り勤怠時間を打刻して完了です。

画像3

この対応方法はマネーフォワードクラウド勤怠の場合に限りますが、他のツールでもきっと..勤務パターンを設定できるはず(できなかったらごめんなさい)なので、確認してみてください。同じツールに限ってはお手伝いできることもあるかもしれないので、何かご質問などあればコメントやTwitterなりでご連絡ください!

シエスタ制度のそれぞれの使い方と感想

使ったことのあるメンバーに、どんな使い方をしているのか聞いてみました。

🐶 散歩

・雨が続いていて犬の散歩ができなかったので、ごはんを食べたあとに散歩に行ったのですが、いつもよりゆったりと昼を過ごせて思いのほかリフレッシュになりました。

・昼食後の散歩の時間に利用しました。昼間にゆったり散歩する時間を設けられて、気分がリフレッシュされてよかったです。

画像6

👕 家事

・連日朝起きてから日中ずっと仕事をしていて体も気持ちも鈍ってきているな〜と感じてきていましたが、シエスタ制度で昼に散歩や家事を済ますことにより心身共にとても気分転換でき、日にも当たれ、家事を済ませた分夜はゆっくり休めたりとメリハリのある過ごし方ができてとてもいいと感じています。

・家事を済ませる、営業時間が短縮しているスーパー等に行く、運動や日光を浴びる など・・活用してます

画像6

日用品店は営業再開したものの時短営業だと業務後に行けないですよね

🛏 睡眠

私の場合は夜の睡眠がどうしても浅めなのでシエスタ制度の時間で、軽く睡眠を取っています。この制度はかなり助かります。


使い方は千差万別ですね。在宅だからこそ、昼間に時間があればできることって結構あるな〜と思います。

私の場合は自転車に乗ってちょっと遠い大きな公園に行きました。見てください。ここは東京なの?ミャンマーじゃないの?と思うほどに自然豊かな場所です。この公園自体は知っていたのですが、ここまで魅力的な場所だとは認識していませんでした。とてもゆったりとした時間を過ごせて、気持ちも落ち着きました。

画像5

思えば、オフィスで仕事をしていると、家にいる時間って朝と夜、休日だけで居住地域に深く触れる時間ってなかなかないものなんですよね。いまのこの家時間が長い時期やシエスタ制度で日中の地域での活動時間を増やすことで、住んでいる地域との関わりも増えるのではないかとも感じます。実際、シエスタ制度の利用で日中の活動が増えることで、体感値としては生活の質が上がっているなと感じます。いままで見えてこなかった地域の魅力や課題にも気付き、地域での人間関係、社会関係資本が復活したりするのではないか〜なんて考えています。それはいい兆候だなと思います。これについてはしばらく観察してまた書きたいと思います。

🐤Twitter / 😊Facebook


最後まで読んでいただきありがとうございます。
👩‍🦱「スキ」を押していただくと、ajikeメンバーが描いた人が現れます🧔

この記事が参加している募集

おうち時間を工夫で楽しく

こどものワークショップ開催費にします👦