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私にはネイルが似合わない

指先に色を乗せたのは何年ぶりだろう。

昨日から私の今月の最大の楽しみだった3連休がスタートした。普段シフト制の仕事をしているので、連休というのはただでさえ貴重だ。それが3連休ともなると私の心はお祭りモード。「何かいつもやらないことをしなくちゃ!」と昨夜唐突に思い立ち、まだ封を切っていないマニキュアを手に取った。



私は自分の肌色を少しだけコンプレックスに感じている。割と黄味が強く、お世辞にも色白とは言えない。紫外線に当たるとしっかり黒く健康的に日焼けするタイプだ。そのためか、「可愛い色」「白っぽい色」をのせると、その健康的な肌色が際立つ。それはそれでいいと言われるかもしれないけれど、私はそう見えて欲しいわけではない。こんな私だって、せっかくネイルをするなら指先が綺麗に見えて欲しい。ネイルの売り場でいつも色見本のチップを爪に乗せては「違うんだよな〜」と唸っていた。



昨夜手に取ったのは今年の秋に買ったDucatoのネイル。かなり冒険した色だけど、この秋冬どうしても使いたいと思って買っていたものをようやく使うことができた。


実は元々欲しかったOSAJIというブランドのネイル「洞窟」という色にこの色はよく似ている。

ただ、この少し攻めた色を試してみるのにはOSAJIは少し高価に感じてしまい、お安く試せるなら!とDucatoを手に取ったのだった。


結果、買ってよかった。


黒ほど攻めた色ではなく、どこか温かみを感じる茶色。赤ほど派手でなくシックで、上品で、オシャレで、素敵だ。私の肌色も綺麗に見えた。嬉しい。普段ネイルをしないのに衝動買いしてしまった色が私に似合ったことがとても嬉しかった。運命かもしれない。いつか憧れているOSAJIの方を買ってみてもいいかもしれない。


これまでネイルをすることに臆病になっていた。似合わなかったら嫌だな、どうせ似合わないだろうな。いつも私には似合わない。落とすのも面倒だし、やめておこう。


少しだけ、その苦手意識を払拭できた気がした。いい発見をした。いい連休だったな。




塗るのが下手なのと、消毒&乾燥で手がカッサカサなのは目を瞑っていただいて…。



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