[広島、祈りに包まれる]
[8/6 広島原爆投下の日]
2022.8.6
一般社団法人全日本バリアフリー推進協議会
バリアフリースペシャリスト®︎静ちゃん
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広島は被爆から77年となる、
「原爆の日」を迎えました。
爆心地に近い広島市の平和公園には、
夜明け前から多くの人が訪れ、
犠牲者を追悼しています。
全国の被爆者の人数は、
今年3月末時点で初めて12万人を下回り、
11万8935人になりました。
平均年齢は84・53歳となりました。
被爆者の高齢化が一段と進む中、
被爆体験の継承は改めて大きな課題となっています。
今年の平和記念式典は、
「被爆者・遺族席」に加えて、
去年は設置されなかった「一般席」も設けられ、
あわせて3500人あまりの参列が予定されています。
式典には国連のグテーレス事務総長のほか、
100を超える国の大使なども参列する予定です。
「平和宣言」で、広島市の松井一実市長は、
ロシアによるウクライナ侵攻で、
罪のない市民の命や、
日常が奪われていることに言及します。
武力によらず、
平和を維持するという理想の追求を放棄することは、
人類の存続を危うくすることだとした上で、
一刻も早く、全ての核のボタンを、
無用のものにしなくてはならないと訴えます。
そしてロシアの文豪、トルストイによる、
「他人の不幸の上に自分の幸福を築いてはならない」
という言葉を引用します。
広島はきょう一日、祈りに包まれます。
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