伝えたいことが、あるんだ?(小田和正風に)
今朝、新幹線の中でTwitter眺めていたら、こんな文章に目にとまった。
SNSのノウハウって、たしかにあると思う。「こうすれば→こうなる」みたいな、ゲームの攻略法があって、その通りにするとある程度の結果が出る。そしてそれはノウハウ通りに成果を出した側はもちろん、ノウハウを授けた側にとっても満足感のあることである。
物事にいいやり方がある、ということはそれはあるんだろうと思う。ただ、このツイートにもあるように、フォロワー増やそう!的な話に対しては、ちょっと待ってねと言いたい。
いやたしかに、聞いてくれる人がいなきゃ、話はできないんだというのは、ごもっともなのだが、人生の貴重な時間をかけて「あなたは何を伝えたいのか?」が希薄な方が多すぎる気がする。
自分の作った作品を海外の人に見てほしい!とか、猛烈に好きな○○について語るので聞いてください!とか、この歌を100万人に届けたいんです!とか、そういう話であれば、その熱量は否が応でも伝わってくるはず。
なんかそういう中身が何もない人が、拡声器やマイクの拡張範囲や、音量を上げたところで雑音でしかない。
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ぼくはあなたの「偏愛」が知りたい。
それでいうと、タレント、作家の乙武さんのこの本はようやく声が届いてきたもののひとつだ。
これ、10月に出版されてたのに、全く知らなかったし、なんなら2、3日前に乙武さんのこのnoteをきっかけに知ったというのが正直なところ。
こうした動きを見ていると、まだまだSNSという個人メディアの力には驚かされるし、ぼくと作品を結びつけてくれた、そのありがたみにも感謝したくなる。
なんかインターネットって、本来こうした喜びがもっとあったはずなんじゃないかと感じたりした。
というわけで、本日、地元の会津若松に着きました。
実家ではゆっくりじぶんの本棚を整理して、ブックオフなど売り払うものをすべて片付けつつ、東京からカバンに詰めてきた読みたい本はゆっくりと目を通したいなと思う。
それにプラスして、たのしみは乙武さんの本と、木下さんのコレだ。
冬のおやすみ2日目。頭と心を休ませつつ、やりたいことや、好きなことに励む所存でごさいます。
ぼくも誰かの応援をしようと思います!