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いつかはすべて古典になる

訪れてくださり、ありがとうございます。
本記事は、米国オレゴン州・ワシントン州を中心に毎月10000部発刊されている「夕焼け新聞」に連載中の『第8スタジオ』というコラムの転載記事(修正・加筆含む)です。本記事は、1本300円の入場料をいただきます(価格は字数や内容によって変動します)。なお「夕焼け新聞」というマガジンでご購入頂くとお得です。

「第8スタジオ」は1ヶ月に1本のペースで配信しています。2022年は1月から12月まで合計12本をお届けしてきました。本記事は、今年最後のコラムになります。
異国で暮らす日本人の葛藤、就活、仕事、家庭、育児、バイリンガル教育のさまざまを書いてきました。当連載は6年目に入り、現時点で終了予定はありません。読者の皆様のおかげでここまで続けてこれましたこと、感謝の気持ちでいっぱいです。

今年も暮れようとしておりますが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。早いものですね、1年って。年をとればとるほど、時間がはやく過ぎていくものらしいですが、実にそんな気分です。

私は11月に2度目のコロナに罹り、去年とまったく同じ時期に同じ疫病にかかったので、11月は鬼門だと認識しました。来年こそは気をつけようと肝に銘じています。11月は自己治癒と家族の看病と娘の病院で過ぎていきましたた(二女の右手首の骨にヒビが入って大変でした)。


最近ハマっているのは漫画です。

なかでも、真っ只中でハマっているのが週刊少年ジャンプに掲載されていた『約束のネバーランド』(原作:白井カイウ 作画:出水ぽすか)という漫画なのですが、夕焼け新聞の読者さまでもしご存知の方がいらしたら、なかなかのツウですね。拍手を送りたいです。私はあなたに会いたい(きっと話が合うと思うから)。

さて、ロサンゼルスには、リトルトーキョーという小さなジャパンタウンがあり、そこにロサンゼルス市立の小東京図書館があるのですが、びっくりするくらいの和書と漫画が置いてあるのです。まさに宝箱!! 

漫画は日本語のものも英語のものも多数あります。

日本の図書館には、漫画は置いてありませんから、ロサンゼルスならではの幸福といえるのではないでしょうか。私はこの事実を改めて認識するたび、この幸福を味わっています。だってここはアメリカなのに日本語の漫画が無料で手に入るんですよ! 

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