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ひとつのウイルスが教えてくれたこと

あけましておめでとうございます。

2020年が暮れ、2021年が始まりました。

私の暮らすアメリカ(ロサンゼルス)も、日本に遅れること14時間差で年明けを迎えました。いかがお過ごしでしょうか。

本年が、読者の皆様にとって健康で安寧に満ちた一年になりますことを心よりお祈り申し上げます。ここアメリカは、とりわけ新型コロナの状況が悪化しており、暗澹たる気持ちになりますが、長い目で見たとき、この地球上で暮らす人々が、この渦中をともに生き抜いたことが未来のどこかで生きてくるのではないかという気もしています。世界を巻き込んだ試練の行く末を見守っていきたいと思っています。

くれぐれもご健康にご留意され、ご自愛なさり、ご家族やパートナーの皆様とともに幸せを感じる瞬間が長くありますように。

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

本ページを訪れてくださり、ありがとうございます。本記事は、米国のオレゴン州・ワシントン州など北西部を中心に毎月発行されている日系紙「ゆうやけ新聞」に連載中のコラム『第8スタジオ』からの転載(加筆含む)です。1記事200円の入場料をいただきます。定期購読のマガジンは1000円。ひと月に1度のペースで配信(現時点で終了予定はありません)。6本以上読みたい方、継続して読みたい方、さかのぼってマガジン内の過去記事を自由に読みたい方はマガジン購入がお得です。過去コラムは35本以上あります。


改めまして、新年あけましておめでとうございます。暗黒の、そしてこれほどまでに考えさせられる年もありませんでした。一生忘れることのなさそうな2020年が終わり、新しい年になりましたが、さて今年はどんな年になるでしょうか。ここを読んでくださる読者の皆さんに本当に感謝しています。皆さんは、新年を無事に迎えられましたでしょうか。

私は今日、完璧な一日を始めるために、台所に立って、誰のためでもなく自分のためにココアを作り、牛乳を注ぎ、温めました。

いつもなら砂糖は体重増加を恐れて足しませんが、今日は特別。

小さじ一杯の砂糖を加えることを自分に許しました。これでわたしの好きな甘さになります。完璧です。

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