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cider.

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サンダー、サイダー、サバイバー。まっとうに生きるって、大変だ。
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2023年1月の記事一覧

頭痛の予兆を引き連れて、

頭に、テグスを巻かれている。 それ以上きつく縛るでもなく、緩めることもなく、そのまま。 …

相地
1年前
2

どうか、ぼくがぼくのまま、いられますように

誕生日だった。 30歳。特になんの感慨もなく、目が覚めた。 「なんか、感慨とかあった?」 …

相地
1年前
9

「30歳までにしにたい」と、よく聞くけど

ハッピー、かはさておき、バースデーが来た。ぼくの。 ぼくは、30歳になった。30代デビュー。…

相地
1年前
5

引きこもりと、映画2本

隣室の物音が、いい加減わずらわしくて起きた。いつもなら気にならないことが、気になる。 ま…

相地
1年前
5

白湯もすっかり冷めていた(フリッツ・ラング監督『M』)

フリッツ・ラング監督の『M』を見た。90年以上前の映画。友人がディスクを貸してくれた。 「…

相地
1年前
3

ぼくとパートナーと、雪、雪、雪

まだ、寒い匂いがする。 雪が積もっているんだから、それはそうなんだけど。 何年ぶりくらい…

相地
1年前
4

ゆきだるまつくろう(今朝は、カフェオレ)

かなり寒い日は、この一ヶ月でもあっただろうに。それでも、あたたかい方だったんじゃないかと。昨日からの冷え込みに思う。 着る毛布にくるまって、ブランケットを肩にかけて。着ぶくれして不格好なぼくが、台所に立つ。 コーヒーのために沸かすお湯と、あたたまっていく牛乳から立ち上る湯気に、手をかざして。 冷めてしまったカフェオレをすすりながら、雪だるまの完成形を想像して、少し笑った。

新しいレッテルの前で、少し立ち止まる

「今回の更新で、精神手帳の等級が上がります」 「手帳が」 「はい」 「(障害)年金の等級…

相地
1年前
16

生きづらくってしょうがねえ

シチューに、じゃがいもを入れ忘れた。あったのだけど、忘れていた。 ほんの些細なこと。 シ…

相地
1年前
5

「しょうがない」と「しょうがなくない」の間で、

一昨日の夜は、落ちるところまで落ちて、昨日の夜は、それなりにまともだった。 「まとも」と…

相地
1年前
6

なにもできない、憂鬱に

夜になると、憂鬱になる。夜だけじゃないけど、特に、と言えばいいのか。 (話には関係ないけ…

相地
1年前
3

近ごろのぼくと、コーヒーの話

中深煎りと中~浅煎りの違いがわからない。色の違いが。コーヒー豆の話。 焙煎を始めて、1年…

相地
1年前
5

三歩進んで、五歩下がって、ダウンする

唇に、なんか、ニキビのようなできものがある。いつのまに。 なんだろう。というか、どうした…

相地
1年前
4

真似したくなっただけ(今朝は、ココア)

昨日の夜、久しぶりにココアを飲んだ。 あたたかくて、甘すぎなくて、おいしかった。 そこで、アルネはようやく、頬をゆるませた。 ぼくにしか見えない、ぼくだけの女の子。 ぼくの話を聞いているのかいないのか、アルネは、ペースト状になったそれを牛乳で伸ばしていくのを見て、また顔をほころばせた。 ささやかな甘い匂いが、部屋の中をゆるやかに漂う。 約束をして、ぼくらは同時に、カップに口を付けた。 そして、同時に空だったことに気付いて、笑った。