パンがとてもおいしい一日でした 2022年1月19日
こんにちは。藍澤誠/Jの先生です。
塾の子と話しているときに、ラピュタのロボット兵のことを知らない子がいました。
「ジブリトラウマなんですよね」
「え? ジブリにそんな嫌なシーンあった?」
「千と千尋で親が豚にされちゃうシーンが……」
たしかに冒頭のシーンは見ていてちょっと辛いですよね。
真剣にみている子どもは、親が豚にされてしまうなんて衝撃です。
私は初見の時点でもう大人だったので受け流せましたが、子どもだったらこたえていたかもしれません。
その流れでジブリ美術館の話になって、ジブリが好きかどうかはともかく、ジブリ美術館はおすすめだよ、という話になりました。ジブリ美術館って、東京に遊びに来た人を案内にするのにちょうどよくて、数えてみただけでも、10回はいかないまでも6,7回は行っていて、久しぶりに足を運びたい気持ちになりました。
久しぶりに足を運びたいといえば、お気に入りのパン屋さんに久しぶりに足を運びました。すごく懐かしくて思い出にあふれていたのですが、そしてパンはとってもおいしかったのですが、接客してくれた年配の店員さんが、すごく元気がなくて、ときどき話をしていた私のことも忘れてしまったのか、無表情で、とても悲しい気持ちになりました。
マスクをしていたし、あまりに久しぶりなのでとか、考え事をしてたとか、タイミング的に何も話さなかったということもあったのかもしれないけれど・・・
忘れてしまっていたといえば、私の母の仲が良かった友達が認知症になってしまって悲しいという話を聞いたばかりで、誰かの記憶が大きく損なわれてしまった悲しみというのはとても深いものだと想像が容易で、だからこそ、というのも変だけれど、自分については、記憶が確かなうちは、たくさんの人のことやその人にまつわる情報をできるだけ覚え、それらを幸せな方に編集していきたいと改めて思った、そんな何でもない、パンがとてもおいしい普通の一日でした。
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