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「#字書きがいいねの数だけ答える」まとめと補足

Twitter(X)にて、テンプレをお借りして回答していた、創作に関するあれこれのまとめです。文字数が足りなかったところの補足も入れつつ語っていこうと思います。

1.小説を書き始めたきっかけ

小学生のときに友人が小説を書いていて、彼女に勧められて私も物語を書き始めました。小説の形を取るようになったのは小5の頃で、大学ノートに書き始めました。初めて書いた小説は、女子高生が雨の日に猫を拾う掌編だった気がする。ずいぶん前に実物を破棄してしまって、残っていないので、よく覚えていません。

古い記事ですが、下記のnote記事できっかけについての詳しい話を書いています。

2. 長編と短編どちらが得意か

どちらも書きますが、長編は未公開含めてすべて未完結なので、どちらが得意かはまだ判別できる段階ではないかな。長編をあと何本か仕上げられたらわかるかもしれないです。どちらも違う面白さがあって楽しいです。

3.好きなシチュエーション

最近は友情ものを書くのにハマっているので、そればかり書いています。共通点があまりない二人の友情とか、好きです。最近でいうと、『緋い約束、さよならは刹那』も『ふたりの自画像』も対極的な二人の友情の話ですね。

4. 自作でお気に入りの台詞やフレーズ

「考え続けるのよ、正解に辿り着けなくても、百考えれば凡才でも一くらいは良いものが出来るわけだから」(『夜更けのアリア』「第八話 街の音楽家たち」より)

主人公アリアの師、カミラの言葉ですが、私自身がこの言葉によく背中を押されています。

お気に入りの台詞やフレーズ、もっと、読みたい!と思ってもらえそうなものがありそうなものですが、ぱっと思いついたのがこれでした。アリアが作中でよく反芻しているので……。台詞回しも好きですが、情景描写も頑張ってます。特に『夜更けのアリア』は演奏シーンの描写がポイントです。

5. 一/二/三人称はどれが書きやすいか

一人称・三人称のどちらもよく使います。一人称を書いた後は三人称が書きづらいし、逆も然りなので、どちらが書きやすいなどはないですね。物語の雰囲気や作風によって合う方を使い分けています。

6.プロット

基本的にOneNoteでまとめています。『夜更けのアリア』の場合、全体を俯瞰できるものと話ごとのプロット。あんまりしっかりは作らず、全体の流れや出したい情報、入れたい台詞だけまとめておく形で、執筆中に増えたり消したりすることも多いです。

7.好きな話の終わり方

余韻を持たせる、その先を想像させるような終わり方が好きなので、そういう書き方を目指しています。情景描写か、一人称ならモノローグで終わることが多いかなぁ、と。

8. 書くのに何を使ってる?

MacBookユーザーなので、執筆は基本Pages (WindowsのときはWordでした)と、あとはカクヨムの下書きページの併用です。プロットやメモ、没にした文章のストックなどはOneNoteとiPhone純正のメモ帳を使います。
短い作品であればメモ帳で全て執筆してしまうこともあります。詩は基本メモ帳で書きます。

カクヨムは出先など、スマホで気軽に書きたいときに便利です。執筆ツールとしても使いやすいですね。それから、スマホで縦読みしてみたときにどう見えるか? などの確認にも使います。

9. 普段どんな本・小説を読む?

詳しくはnote記事で書いていますが、病気をして以降、長い文章を読むのが得意ではなくて……普段は文フリで購入した同人誌(私の相互さんは掌編・短編書きの方が多くて読みやすいので)をちまちま読んでいます。活字中毒なので、本当はもっと浴びるように読みたいです。

代わりに、漫画や映画でのインプットをよくしています。少年漫画・少女漫画・青年漫画、アニメ映画や洋画をよく観ます。
特に好きなのは、漫画なら『アフターゴッド』『ヒラエスは旅路の果て』『地獄楽』『覆面系ノイズ』『ふつうな僕らの』などなど。映画なら、『すずめの戸締まり』『借り暮らしのアリエッティ』『ファンタスティックビースト』などなど。
『夜更けのアリア』も漫画の連載形式をイメージして、なるべく各話で見せ場ができるように書いています。

10.起承転結/序夜急どこから書く?

基本は頭から書き始めて、詰まったら間を飛ばして書けるシーンを書きます。とりあえずプロットで簡単なあらすじを作るので、それを文章に起こしつつ、適宜修正しながら進めていく感じでしょうか。
特に何もなければ頭から最後まで順番に書きます。上手く書けない部分には括弧書きでどういう風に書く、とメモだけ書いて次に進むことも。

11.本を作ったこと

今年念願の過去作まとめ作品集『ゆめのかけらたち』『夜想』を作りました。どちらも架空ストアさんにて販売中です。

それから、文フリに共同出店した不束百ちゃんと、これも念願の合同誌を作りました!また合同で何か作りたいです。

12. 過去最大の誤字・脱字

本文の話ではないのですが、製本時に印刷所さんのお名前を訂正しないまま入稿してしまいました。土壇場で印刷所を変えたゆえにそんなことが起こりました、申し訳なさすぎる。今は訂正シールを作って上から貼り付けて販売しています。

13. 場面切替時の記号や改行の数

(改行)、(全角空白)*、(改行)で書いています。
アスタリスクはお花みたいでかわいい〜みたいな能天気な理由で使っています……
実際みなさんどう切り替えているのか気になる。◇とかが無難なのかな。

14. よく見る辞書・辞典・参考書等

いただきものの『創作ネーミング辞典』が活躍しています。資料は基本的にネットで、稀に図書館で調べます。
ゆくゆくは『感情類語辞典』とか、脚本術系の本とかも欲しいなぁと思います。

15. こだわってること

『夜を灯すような祈り』というテーマを大事にしているのと、あとはひらがなと漢字のバランス、句読点の位置などは自分なりにこだわっています。それから、見せ場以外も楽しく読めるようにすることや、展開のテンポ感なども注意して書きます。
なるべく全部を楽しく読んでいただけたらいいな、と思って頑張っています。

16. 最後に『了』や『END』などの印は付ける?

付けないです。格好よくて憧れはありますが、作風と一致しない気がするので……。
公募に出す作品には、一応付けたような……。

17.原稿やってる?

脱稿したばかりなのでやってません。今は執筆より課題やらなきゃいけない。

18. 自作でお気に入りの小説

基本的に私は私の作品全部を愛していますが、何か挙げてと言われたら、やっぱり『夜更けのアリア』と『箱庭の少女と永遠の夜』ですかね。
前者はもう連載3年目になるので、愛着が強いです。後者はよくいろいろな方に気に入っていただいている、私の代表作です。そろそろ代表作を更新したいところではあります……。

19. 上で挙げた小説の秘話

実はどちらも半年〜1年くらい展開が思い付かず概案だけの状態だったのですが、突然天啓のように両方の展開がほとんど同時に思い浮かび、急いでプロットを書きました。あれは一体、なんだったのでしょう……。
その後すぐに書いたのが『箱庭の少女』、そちらを書き終えてから着手したのが『夜更けのアリア』です。どちらも2020年公開の作品になります。

20. 次は何を書く?(今は何を書いてる?)

次は『夜更けのアリア』の更新をしたいです。来年には完結したい(毎年言ってる)。
あとは、公募にまた何か出せたらなぁと思っています。

(見出し画像はのだかおりさんよりお借りしております)

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