[ 鷹匠が語るウサーマ・ビン・ラーディンと鷹狩キャンプ ]
ハヤブサは中東ではステータスであり、権力の象徴でもある。ハヤブサは金よりもヘロインよりも価値があった。70年代初頭、メイン州に住むアラン・パロットという当時18歳の青年は、プロの鷹狩りとしてキャリアを追求するために、イランへと旅立った。
首都テヘランに到着し、鷹の絵を見せると次の日にはモハンマド・レザー・シャーの所有する鷹狩キャンプへ連れていかれたそうだ。その後すぐにパロット氏はシャーの個人的な鷹のトレーナーとして雇われた。18歳の米国人の青年がパフラヴィー2世とすんなり引