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『秘密の子午線弧』ワールドトレードセンター崩壊の裏に隠された子午線

※このコンテンツは4年前にアマゾンのダイレクト・パブリッシングを利用して出版した電子書籍の内容を集約し、メルマガ記事用に改訂したものになります。2023年6月29日と7月6日にFoomiiで配信した内容ですので、重複購入にご注意ください。(現在ではダイレクト・パブリッシングで販売しておりません)


はじめに

「2001年9月11日に起きた同時多発テロ事件はアメリカ政府による自作自演だった」と語れば、今でも陰謀論好きな人たちが話に食いつくことでしょう。私もアメリカ政府によるインサイドジョブ(内部犯行)だと長い間信じていました。しかしアメリカ政府の自作自演と言った場合、いったい何のメリットがあったのでしょうか。もちろん「テロとの戦い」という大義を使って中東へ侵略する口実や、相手国の石油利権を得るため、などと色々考えられますが、そんな動機であんな手の込んだ大惨事を引き起こしたのでしょうか?そして石油利権のために、ビルを破壊し米国市民までも巻き込んだメリットはあったのでしょうか?

一応、表向きにはアメリカ同時多発テロ事件はこのように報道されています。

2001年9月11日朝、アラブ系とみられるグループによって、国内便4機がほぼ同時にハイジャックされた。このうち2機がニューヨークにある世界貿易センターの2棟に突入し爆発炎上、1機はワシントンDCにある米国防総省(ペンタゴン)に激突し爆発炎上した。最後の1機はペンシルバニア州ピッツバーグ郊外に墜落した。アメリカ政府は一連のハイジャック事件をアフガニスタンに住むイスラム原理主義武装集団アルカイダ指導者、オサマ・ビンラディンを首謀者とした「テロ事件」と分析した。

飛行機激突が不自然であるとか、事件前のインサイダー取引などが指摘されていますが、金融業界が真の犯人ではないはずです。彼らにとって最新の情報は自分たちの利益につながるからです。ですから事前にある程度知らされていたことは十分あり得ます。本稿ではこのようなことを詳しく掘り下げて説明することは控えます。その手の書籍であれば他にいくらでもあるし、インターネットでも簡単に探すことができるからです。それよりも同時多発テロ事件で破壊されたワールドトレードセンターが、実はフリーメイソンのイメージで満ちているのをご存知だったでしょうか?あの場所になぜワールドトレードセンターが建設され、そして崩壊後、何が再建されたのか?

今回はそんなささやかな発見を手掛かりに、アメリカ同時多発テロの本質に迫ってみようと思います。

目次

● 世界貿易センター建設プロジェクト
● グリニッジ・ストリートは子午線
● 中央プラザにある球体と隠されたピラミッド
● 破壊された月の現在地
● 新しいワールドトレードセンター
● パリの子午線(おまけ)
● おわりに

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