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2022年7〜12月で読んだ17冊

今年7月から経営戦略室という組織に異動し、いろいろと知識のインプットが必要になったのでとりあえず本を読んだりした2022年後半でした。

活字を読むのが苦手な私が人生でこれだけ本を読んだ期間はなく、せっかくなので読んだ本をまとめようと思います。
ブクログにもちょこちょこまとめてます。

色々なテーマの本を読んだのですが、ざっくりとカテゴリ分けして
・経営戦略・MVV系
・サステナビリティ・D&I系
・人事・組織系
・その他
でまとめました。

同じような境遇の方に読んだ本の参考となれば幸いです。


▼経営戦略・MVV系

1. ドラッカー5つの質問

「ドラッカー理論の核となる経営の最重要5大原則をまとめたもの」だそうです。ドラッガーはミッション・ビジョンを提唱したと言われていますが、それらを考える上で重要な質問と日系企業の事例とあわせて紹介されています。

2. コア・バリュー・リーダーシップ

「コア・バリュー経営」について、海外の企業事例を踏まえながら知ることができる一冊です。

3. カルチャーモデル 最高の組織文化のつくり方

すでに読まれた方も多いかと思いますが、企業のカルチャーやバリューを考える際に非常に参考にさせていただいた1冊です。著者の唐澤さんが書かれたデジタル庁のバリュー策定プロセスのnoteも大変参考にさせていただきました。

▼サステナビリティ・D&I系

4. 多様性の科学

これも読まれた方が多いかもですが、CEOの鶴岡さんに「面白いよ」と薦められて読んだ1冊です。画一的な組織の危険性が身に染みます。各章ごとに具体的なエピソードが書かれており読みやすいです。

5. LEAN IN(リーン・イン) 女性、仕事、リーダーへの意欲

これも有名な1冊ですが、元Facebook COOのシェリル・サンドバーグが書いた書籍です。本人の実体験を中心にジェンダー・バイアスがさまざまなシーンで影響を与えていることや、本人なりの解決方法が書かれています。

6. 多様性を活かすダイバーシティ経営 基礎編

7. ダイバーシティ&インクルージョン経営: これからの経営戦略と働き方

この2冊は同じ著者の書籍です。1冊目が2013年に出版され、1冊目の内容をアップデートするような形で2020年に2冊目が出版されています。日本におけるD&I推進のこれまでをまるっと学ぶことができます。D&I関連の情報を見ていても海外のものが多くて文化的背景が違うしなー、と思っている方におすすめです。

8. 図解でわかるESG いちばん最初に読む本

タイトル通り、ESGというテーマについていちばん最初に読んだ本でした(笑)私のように投資/IR・金融・ファイナンスがよくわからんという人におすすめです。

▼人事・組織系

9. 組織設計概論―戦略的組織制度の理論と実際

経営戦略室の同僚におすすめしてもらった書籍です。組織設計について様々なフレームワークを用いながら戦略的に設計する方法と、タイトルに"実際"とある通り、実際の企業事例を交えながら組織にどう適用していくかまでしっかり書かれた骨太な1冊です。

10. 人事評価の教科書―悩みを抱えるすべての評価者のために

11. 等級制度の教科書―働く人と組織の価値観に柔軟に対応するために

12. 賃金・賞与制度の教科書

この3冊はシリーズものですね。いまさら聞けない評価・等級・賃金制度についての基礎知識や設計の仕方について学ぶことができます。めっちゃ勉強になりました。評価制度の見直しを考えている際に何度も読み返しました。

13. 職場学習論―仕事の学びを科学する

中原淳先生の書籍かいくつか読ませていただいているんですが、その中でもフィードバックの仕組みを考える時に読んだ書籍。書籍の中では、例えば本人の能力向上に、誰の・どのような支援が効果があるのかといった研究内容が紹介されています。
(値段の表示がバグってるみたいですがたぶん2,000円台で買えます)

14. 研修設計マニュアル: 人材育成のためのインストラクショナルデザイン

研修の設計について考えている時に読んだ1冊。研修の成果の定義から設計、実現方法の検討、モニタリングまで、研修の一連のサイクルについて設計方法をまるっと学べます。

15. コンピテンシー・マネジメントの展開―導入・構築・活用

グレード定義やコンピテンシー表を考える時に何度も開いた1冊。著者がまとめたコンピテンシー・ディクショナリーと各企業・職務に適切なコンピテンシー・モデルをどのように導入するかが書かれています。物理本しかないのですがなかなか分厚いです。

▼その他

16. みんなでアジャイル ―変化に対応できる顧客中心組織のつくりかた

こちらも同僚に勧められた1冊。自分としてはふんわりとしか理解していなかった"アジャイル"について捉え直すとともに、開発チームだけでなく文字通り"みんなで"実践してくにはどうすべきかが書かれています。

17. 会計クイズを解くだけで財務3表がわかる 世界一楽しい決算書の読み方

お恥ずかしながらこれまでB/S、P/Lの理解もやや怪しかったので、入門書として読みました。実際の企業の事例も交えながらクイズに答える形式で読み進めていくので、同じ境遇の方にはおすすめです。


以上です。

他にも同僚や知り合いにおすすめしてもらった書籍がいくつかあるのですが読み切れておらず、、、年末年始の休暇で読み進めていきます。
(ブクログにはしっかり入れてるよ!)

近いテーマに関心があるんだなーと思った方、おすすめの書籍を教えてもらえると嬉しいです!

それでは!

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