レジ袋有料化を考えて見る。
レジ袋有料化の背景
全国のレジ袋有料化の背景には、国際社会の脱石油、脱プラスチックへの流れ
があります2018年に行われた主要国首脳会議G7にて
海洋プラスチック憲章が採択されました
また、近年では欧州を中心に、ゴミを出さない『サーキュラーエコノミー』
(廃棄物を出すことなく資源を循環させる経済の仕組み)
を取り入れる企業、自治体が増えてきているそうです。
こう言った流れの中では
レジ袋を使わないこととい言うのは一般的になりつつあります。
実際に世界69カ国がプラスティック製の袋の使用を何らかの形で禁じています。
日本でもSDGsを掲げる企業が増え
特に環境面では脱プラスチックに取り組んでいる企業が増えつつあります。
レジ袋を有料化することで、日本も国際社会の動きに遅れをとらず
脱プラスチックに向かっている事を示しているのです。
レジ袋有料化の目的
今回の有料化で国内のプラスチックゴミが大幅軽減するかと言うと
残念ながらそうではないようです。
全国各地に漂着したプラスチックゴミのうち
レジ袋(ポリ袋)が占める割合は0、3パーセントと低いです。
今回の有料化の真の目的は
人々が環境問題を考える『きっかけ』となる事だそうです。
生活の身近で取り組みやすいところを『一歩目』とし
環境問題や、人類が抱える課題について
考え、行動するきっかけとして位置付けているようです。
レジ袋有料化の課題
レジ袋が有料化にされてこれで日本も少しづつ脱プラスチックへと少しづつでも近づいている!と思いがちですが、
課題もあります。
例えばレジ袋の代わりに大きな需要となっているのが『エコバック』です
機能性が良いものから、デザイン性の良いものまで多種多様のエコバックがあります
僕もお気に入りのエコバックが見つかってから、日々の買い物が少し気持ちが上がった気がしています!
ですが、そのエコバックですが全てが環境に優しいものだけではないのです、
エコバックの素材にプラスチック由来の素材でできている場合があります。
そんなプラスチック由来の素材でできたエコバックはゆくゆくはプラごみになってしまうのでは?と危惧されているようです。
エコバックを買う際にもエコバックだからと慢心せづに、
どう言った素材を使って
作られたエコバックなのかを注意するべきですね、僕も気をつけます。
他にも
生活のためにあえてプラスチック性の袋を購入したり
そもそもレジ袋削減の環境インパクトの低さなど
様々な課題が残っているのも事実です。
最後に
今回のレジ袋有料化は確かにまだまだ、課題が多いですが
有料化をきっかけに環境について考えるきっかけにになる事が重要だと僕は思っています。
現在の日本の生活を地球上の人間が皆平等に行ったら
地球2.8個分の資源が必要だと言われています。
しかし地球は1個しかありません、つまり足りない1.8個分の資源は
未来からの前借りでしかないのです。
人類はこの問題に手遅れになる前に、向き合い
改めなければいけないのです。
環境は急に復活することはありません
時間をかけえてゆっくりと回復して行くことでしかできないのです
だからこそ今から、出来ることを少しづつ初めて行かなくては
いけないなと僕は思っています
一人一人が情報をとり、考え、暮らしを見直して行く
これの積み重ねが、大きく世の中を変えるうねりになり得ること
忘れずに僕も学び行動を継続して行きたいと思います。
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