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アンガーマネジメント:怒りの原因と対処


あぁ〜〜〜やってしまった。
怒った後って、自分も嫌な気持ちになりますよね。
いつもゴールばかり見てしまう人ほど、怒りっぽい傾向があるそうです。

感情のセルフコントロールは難しいですが、なんとなくでも、
「こういうことが原因なのかな?」と感情の起因を分析することで対処法が見えてくることがあると思います。
一般的に〜というような内容ですが、要因を把握してセルフコントロールできるようになれば幸いです。

先ず・・・あなたは怒りやすいですか?
怒りやすい人には「タスクオリエンティッド」なタイプの人が多いと言われています。

タスク オリエンティッド -Task Oriented- とは
課された事を成し遂げる事に捉われてしまう傾向が強い思考のことを、タスク オリエンティッドな人と言います。
こういう人は、怒りの感情に陥りやすいと言えます。

怒りは、余裕の無い人ほど陥りやすい感情です。
タスクオリエンティッドが強い人
→視野が狭くなってしまう →怒りの感情が登場しやすくなる
というイメージです。

例えば、山を登っている時に、山頂だけを見て登山をする人。
登山の途中の植物や鳥の観察などを楽しみながら進む心の余裕がある人は大らかな人なイメージがありますよね!そんな感じです。

こんな実験結果があります。
修道院で、
A)時間を指定したチーム
B)時間を指定しなかったチーム
に分けて集合場所へ移動します。両チームとも、集合場所に向かう途中で、困っている人の遭遇するようになっています。

結果、Aのチームより、Bのチームの人たちの方が困っている人に声をかける人が多かった。

つまり、タスクに捉われていると、自分たちがなろうとしている職業の本質をも忘れて、目の前の課題をこなしてしまおうとする心理があるということです。

「怒り」が出てきた時の対処法を自分で準備しておく

先ずは自分の怒りを分析
怒りっぽい、という自覚がある人は、冷静な時間に、
自分はなんで怒りっぽいのかな?
余裕がないのかな?
なんで余裕がないんだろう?
怒らないあの人と自分の差はなんだろう?
など、自問自答して、先ずは自分の怒りの感情に対する分析をしておき、それに対する対策を考えておくことで、いざという時に役に立つと思います!

怒りに襲われた時の対処法を決める
私の周りの人たちの例でいうと
・決めの問題。社長になった日から「怒らない」と決めた。
・目を瞑って、深呼吸して、微笑んでから話すようしてる。
・この人がいないと困る!ということを考えてから発言する。
など、自分の中での決意や儀式を決めている人が多かったです!

ちなみに、精神科医が提唱する怒りに対する対処法は以下のような方法です。

脳からくる衝動=怒り に対処するための「RAIN」

R Recognize
・怒りが起きていることを認識する

A Accept
・怒りが起きていると言う事実を受け入れる

I Investigate
・身体に何が起きているかを検証する

N Non-Identification
・怒りと自分を同一視せずに距離をとる。客観視する。


怒りの感情は誰かを傷つけてしまいます。
しかし、一生懸命やってるからこそ、の「怒り」の感情だとも思うので、
「怒りがこみ上げてきた!」ということ自体を否定しなくて良いと思うのです。怒りの感情をそのまま外にアウトプットして誰かを傷つけてしまうことは、避けられるように。自分の内側から外に流すことを習得していきたいですね!

参考:世界のエリートがやっている 最高の休息法――「脳科学×瞑想」で集中力が高まる

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