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抗えない温暖化と寒冷化を乗り切る食料確保の知恵を考える

というタイトルですが、今回は久しぶりに自然栽培・農関連の動画のご紹介しながら、「温暖化」論について思うことと、「寒冷化」に対応する農業について少し書いてみます。


動画は、兵庫県丹波市の自然栽培農家、
👇「うむ農園」の高橋さん。

とても研究熱心で真面目な方だなぁと思いながら勉強させていただいております。
今回の動画では、二酸化炭素より窒素の影響も考えるべきでは?というご提言をされていました。そこには陰の意図もあるでしょ?と。

このお話で思うところもありましたが、寄せられていたコメントにはもっと思うところがありました。
先の参院選に出られた参政党の武田邦彦先生が、温暖化は気にするような問題ではないと全国で論じられたことで、温暖化について触れる方に余波が及んでいるようです。

現代の農業で化学肥料として大量に使われている窒素と温暖化を含む環境への影響について考察していらっしゃるのですが、わたしとしては、自分で研究も検証もできない以上、科学的真偽は分からないのでそこには触れませんが、ともに地球と共存していくことを願う人たちが「温暖化」に留まって二分してしまうことを寂しく思いました。

※動画をご覧いただければ分かりますが、高橋さんが二酸化炭素犯人説の方にケンカを売っているわけではありません。温暖化説に異を唱える方のコメントの内容を、ちょっと悲しく拝読しての投稿です。

今回は時間の都合で、わたしが上の動画に残させていただいたコメントをこちらに貼って、動画のテーマの感想をシェアさせていただきます。


本来、人もどんな生きものも食べていくという仕事だけでもとても厳しいことで、(自然栽培は)そんな中でより自然の摂理と調和の取れた、最も効率的、合理的な食べ方(食料確保)を追求、創造していくということだけで素晴らしい価値があると思っております。

私自身は、リンゴの木村さんと仲良しの高野誠鮮さんのお話しで、窒素の使い過ぎの問題と、温暖化との関係の可能性を知りました。温暖化を含む環境問題に関しては25年前からTV、新聞、巷の書物で勉強し、如何せん化学が苦手で自分で研究はできなかったので、ただ専門家の説明を聴いて納得できた部分は少しでも改善するようにと自分でできる範囲のことに取り組み、有機農業も購入することで応援してきました。自然栽培、自然農はまだ2年前に知ったばかりですが、より自然に即した考え方だと思い、いまは自分でも積極的に広めていきたいと微力ながらシェアなどさせていただいております。

 ただ、温暖化に関してはあるとき、TVがその根拠としてチラッと見せたグラフなどから、温暖化は人間が何をしようともある所までは止まらないし、その後は必ずまた寒冷化に向かうことに気付きました。またちょうどその頃に観た映画でも、温暖化がピークに達すると海の大循環が大きく緩徐になることで寒冷化するという理論を聴き、今起きていることは単なる温暖化ではない、「気候大変動」と捉えるべきだと思いました。

そしてつい最近ですが、旧皇族華頂宮チャンネルの華頂博一氏が、地軸のズレは本当で、それによる地球規模の気候大変動は既に始まっているし、温暖化は既にピークに達しており、小さく上下しながら徐々に寒冷化していく(そう遠くない時期に氷河期に突入する)という独自の調査研究による予測をお話しされていて、私としては間違いないと考えております。

 人間のしている科学は、46億年の地球の営みを測るにはあまりに小さいとも感じています。科学することはとても面白いですし、科学があったからこそ今の私たちの楽しい暮らしがあるので、科学はこれからも発展してほしいですが、いま「科学的でない」と言われる、私たちの直感が教えてくれることの二つに一つくらいには多分、真理があると思っています。 

華頂氏は寒冷化が進んだら地下での水耕栽培や培養肉などに頼らざるを得なくなると予測されていますが、日本では地熱が豊富にあるのでそこでは可能性があるのではと思っています。そうした限られた土地で行う農業は、貴重な生き物も一緒に生息できるよう、自然栽培・農しかないと思っています。

第一次産業を支えてくださっている皆様には日々心から感謝しております。これからの地球を子どもたち、未来の世代が希望を持って暮らしていけるように私も自分にできることをしていきます。

地球の恒常性維持の1サイクルでしかない地球の体温の日内変動。
温暖化と寒冷化。
その極の手前に生きている今の人類。
これから来るのは寒冷化。
奇跡のリンゴの木村秋則さんは、野菜の生育には根の深さの土中の温度が重要だと仰っていました。
これから寒冷化する地球で人類はどう食料生産していけばいいのか、これからも考えていきたいと思います。

最後に、折角ですので、
うむ農園さんの自然栽培の講座もご紹介させていただきます!
二年前の動画ですが、とても勉強になりました(^-^)
本来なら有料級のこのような講義を無料で視聴できのは本当にありがたいことです。押し忘れていたイイねを先ほどしました(^-^;)


お読みくださりありがとうございました。


今回お借りしたサムネ画像は
rice project さんから。

コウベを垂れたいのはこちらの方でございますm(_ _)m

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