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やまとこころつづり

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流れるままに紡いだり、音、律、間にもこめてみたり、ふいに空に湧きでたおとを急いでつかまえて紡いだりした、言霊の短編随筆詩集
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2022年6月の記事一覧

けさも ある
いと ありがたし

かちゃん かちゃん
がらがら がらがら
ぴー ぴー ぴー

かいだんを のぼりおりして
おいてきただけ あせをかき
へやですずみし そのしたで

まちをまわりし ひとたちの
あな ありがたや
あな ありがたや

われはわれにて
なすべきなさん

みろくへのみち

みろくへのみち

地球人たちがいま歩んでいる
みろく(弥勒)へのみち(道、未知)を、
宇宙に片目を打ち上げて見てみる

安定と穏和と調和を愛し、
管理者によって決められた制約と法と罰とで管理統制されていても、
たくさんの似通った考えの人たちと、
仲良く平和に穏やかに楽しく暮らしたい
だから、その中での権利と平等が確実に守られた安全安心な社会で、
調和的、統合的な個人の成長をめざす

というみちと、

制限のない冒険

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ひだり みぎ

ひだり みぎ

ひだりやみぎや
分かるるは

うらおもて うえとしたとが
ありてこそ

おもてうら かみしももなき
かみのよの 玉にうつして みてみれば

ひだりもみぎも ありはせぬ

や おろずの

ま を

と りなして

や ま と なれ

けさも ある

いと ありがたし




けさも ある

いと うれしかな




けさも ある

あな ありがたや

あな うれし

かぜ みず ひかり

あな すたしあ   (笑)

やまとは日本のみならず


やまとこころに

さかいなし


やまとこころに

いさかいなし


せかいにさかいなし

せかいにいさかいの用なし


せかい いやさか

やまと いやさか



やまとはーとのははしげり

じゆう

じゆう

やまとのこころは じゆうなり

わかれたみたまの やどる身を
しばるるものの あろうとも

うつしよの しばりたのしむ
うつわあり

うつしよの しばりたのしむ
こころあり

くうた 氣 になる
やすみし 氣 になる
みちたる 氣 になる

かなう は かのう

のぞみは かのう

のぞむは 氣から こころから

やまとこころよ じゆうなれ

あまつかなたに かえるまで

ことばにするからつたわらない

ことばにするからつたわらない

やまとのことばは
必要最小限

ゆえに
ひとをみる
こころをみる

あまてらすおおみかみさまは
怒らない

おのがこころで かんがえよ

と さとすがごとく
もくしていわとにおかくれに(※)

このいまも
ぐっと つぐみて
いわとのかげに

※参照されたし

このさきの

やまとのくにのひとびとの

いかにあろうと 和をなすすがた

いっさいのさかいなく

たすけあうすがた


それをみるひとびとの

みたまにひびき わたりて

みろくなる

おのずと

おのずと

ひとりひとり
みているせかいは ことなれど

やまとこころは いきている

こみあえば
おのずとれつをなす

一から十までいわずとも
こころさっして おのずとうごく

ひとのよろこびを
おのがよろこびとおもう

ひとのそそうは みぬように
おのがしまつは ていねいに

虫にも 石にも みたまをみる

一から十までいわずとも
よにみならいて みについていく

ひとをみて ひとをおもいて くらすから

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