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15.吾輩は猫である。名前は「独特」に。

こんにちは。おち です。

前回から見てくださっている方、ありがとうございます。

そして、まだ見てない!という方はこちらから覗いてもらえると嬉しいです。


未成年でも大人のように。

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実は大学生になってからというもの、趣味(興味を抱くもの)が少しずつ増えてきました。

例を挙げると、今までのnoteに記したように高校時代と比べて、映画鑑賞料理(自炊)などをする機会が増えたことなどです。

(詳しくは下記のnoteをご覧いただけると嬉しいです)


そんな趣味の一つとして、今回人生の中であまり触れてこなかった「漫画」が入りました。

しかも、ほぼ初漫画を「大人買い」という形でのスタートダッシュを決め込んでしまいました。

買ったのは「不滅のあなたへ」「鋼の錬金術師」です。


まず「不滅のあなたへ」という作品ですが、作者が「聲の形」で有名な大今良時さんが現在進行形で手掛けている作品です。

イントロダクションとしては、

フシは最初、地上に投げ込まれた“球”だった。持っていたのは
「刺激を受けた物の姿へ変化できる能⼒」「死んでも再⽣できる能⼒」
球から⽯、オオカミ、そして少年へと姿を変化させていくが、
赤子のように何も知らぬままさまよう。やがて出会う人々に⽣きる術を教えられ温かい感情を知り、
人間を模して成⻑していくフシ。宿命の敵・ノッカーとの壮絶な闘い、⼤切な人との別れ…
痛みに耐えながら自分の⽣き方を選びとり、⼒強く⽣きるフシの永遠の旅を描く。

といったものになっています。

この作品の主人公である“フシ”は不死身であり、長い年月を経て多くの人に出会います。そんな中で個々の価値観と巡り会い、己の価値観などを形成していく物語です。

また、触れ合う各々の人物の人生も描かれているので、個人的にとても惹かれている作品です。


説明はここまでにして、興味をもって頂いた方はぜひ読んでみてください。



次に人生をかけてオススメしたい漫画、「鋼の錬金術師」です。

この漫画は有名なので、耳に馴染みのある方が多くいらっしゃると思いますが、まだ読んだことがないという方に向けて軽く紹介します。


作品の舞台は「錬金術」が存在する世界。主人公であるエルリック兄弟はなくなった母親を生き返らすために、錬金術界の禁忌とされている人体錬成を冒してしまう。錬金術の基本原則である等価交換に反した人体錬成は失敗し、禁忌を冒した代償として兄は左足を、弟は肉体のすべてを失ってしまう。兄は弟の魂を取り戻し鎧に定着させることには成功したが、新しい代償として右腕を失ってしまう。そして、失われた双方の肉体を取り戻すべく、伝説の「賢者の石」を求めて旅に出る。

端的に説明するとこのような導入です。

聞いたことのあるであろう有名なセリフもあるので、ゆっくりとアニメからでも見て、是非興味をもっていただけると喜びます。


これからも漫画ライフを少しずつエンジョイしていきたいと思います。


吾輩は猫である。名前は「独特」に。

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(今回は珍しく1つ目の小見出しの内容と少し関係のあることです。笑)


実は“ステキな”趣味が、ひとつ増えてしまいました。

それは「ミュージカル観劇」です。

以前から興味をもっていたのですが、時間やお財布とも相談しなければいけなかったので、あまり機会に恵まれていませんでした。


しかし先日、機会に恵まれ、劇団四季の中でもロングランヒットを達成して根強い人気を博している「CATS(キャッツ)」を観に行けました。


物語のあらすじはこちらです。

満月が青白く輝く夜、街の片隅のゴミ捨て場。
たくさんのジェリクルキャッツたちが、年に一度開かれる"ジェリクル舞踏会"に参加するため集まってきます。
人間に飼い馴らされることを拒否して、逆境に負けずしたたかに生き抜き、自らの人生を謳歌する強靭な思想と無限の個性、行動力を持つ猫、それがジェリクルキャッツ。
そして今宵は、長老猫が最も純粋なジェリクルキャッツを選ぶ特別な舞踏会。
再生を許され、新しいジェリクルの命を得るのは誰か。
夜を徹して歌い踊る猫たち。
やがて夜明けが近づき、ナイフで切ってしまえそうな静寂に向かって、天上に上り、新しい人生を生きることを許されるただ一匹の猫の名前が、宣言されます。その猫とは…。
引用:https://www.shiki.jp/applause/cats/story/


初めての「CATS(キャッツ)」でしたが、自分は高校時代の音楽の授業で少し触れていたので、簡単なストーリー登場人物、そして劇中で使われる曲の「メモリー」などは知っていた状態での観劇でした。


劇場に入ってまず思ったことは、「セットがすごすぎる!!」と思いましたね。笑

ゴミ捨て場を舞台にしているということもあり、たくさんのゴミ風(?)のセットがありました。“めんべい”の包装などの、いわゆる「ご当地ゴミ」もすぐそこのお隣さんでした。

めんべいの包装のポリ袋は本当にセットの上にポンっと置いてあるだけだったので、本当にただのゴミなのかと思ってしまいました。笑

(一歩間違えたらセットを壊してしまうところでした。。。笑)

セットに使われているバケツや瓶、空き缶、ポスターなどのものは全部5倍くらい大きくて、自分が猫の目線になったような臨場感を味わえました。

(余談ですが、あのようなものが “キレイに” ごちゃごちゃした空間って個人的に結構好みだったりします。)


劇場が開幕すると暗闇の中で光る猫の目があちらこちらから覗いてきます。そして客席側から24匹の猫が出てきて、本物のような仕草で毛繕いや伸びをするのです。


そこから独特な個性を持った猫の紹介が始まりました。

全部紹介したいところですが、紹介しているといっぱいいっぱいになってしまうので、特に好きなキャラクター・シーンをおすそ分けしようと思います。


まず、黒のタキシードを召した魔法使い猫であるミストフェリーズです。

劇場に張り巡らされたイルミネーションのようなライトの明暗を魔法で操作するシーンステッキを使うシーン、そして最も印象に残ったシーンはバレエでよく見る、その場で連続してくるくると回る、フェッテ(?)のようなものを披露するシーンでした。

バレエのことに詳しくないので名称は違うかもしれませんが、十数回も優美に回っていたので心の底からすごいなと印象に残りました。

さらに、オールドデュトロノミーを復活させる場面は惹きこまれましたね。


次に、先ほど挙げた名曲である「メモリー」を歌うグリザベラです。

絶望の中でも高潔に生きている他の猫と比べて彼女の容姿はもうズタボロで、舞踏会の誰もが受け入れてくれません。舞踏会へ参加できずに余生を過ごし、天上への道しか残されていないグリザベラですが、舞踏会の終わりに満たされた一瞬の間隙に「メモリー」を歌い、天上に導かれ新たな命を授かる権利を得ました。

劇中では数回「メモリー」が歌われるのですが、中でもこの時のグリザベラの感情がなんとも悲しく、また認められた嬉しさやゴミ捨て場を舞台とした絶望のコミュニティの中でも仲間(?)に受け入れられずにいた絶望の中の絶望から天上に行く(言い換えれば死ぬということですが、、、)ことで解放される喜びなどを一緒に美しく歌うその歌声・光景は今後生で見るほか選択肢を無くされるほどに圧巻のものでした。


そのあとのカーテンコールはキャストさんたちが4回ほど戻ってきたので思わず微笑んでしまいましたね。笑

そして最後のカーテンコールはグリザベラによって締めくくられました。


今回は自主的に観劇がしたいと思って観た初めてのミュージカルだったということや、開場の2時間前に電車の広告に感化されて決めたものだったので、1階席ではなく2階席のA席だったので、今度観るときはS席をきちんと「予約」しようと思います。

2階席とは言っても2人分だけ離された席だったので、知らない人の空気を感じることなく落ち着いた状態で観ることができましたし、2階に上がるキャストさんが近く、ライトアップされる前に目視できたりなど少し裏側を観ることができたような気がして、個人的には大満足の一生残る思い出になりました。


こんな急なお願いに快く同行してくれた友人に大感謝ですね。笑


そんなわけで「ミュージカル観劇」に感激してすっかり心をつかまれちゃいました。

また機会に巡り合えたらぜひもう一度あの空間の1つになりたいです。。。


ミュージカル観劇に興味のある方はぜひ誘ってくださると嬉しいですね。笑


今回はロングラン(?)なnoteになりましたがいかがだったでしょうか。

最後まで読んでくださったみなさん、ありがとうございました。

それでは、またどうしても「ひま」なときに。 (2021/09/10)

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