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自己肯定感低めだから、好意を寄せられると違和感感じて蛙化現象おきるのよねたぶん。

マッチングアプリ奮闘記🔥

またアプリでひとと会った。
感想をつらつらと。


今回は普通に普通のデートをした。

もちろん身体の関係もなく
純粋にマッチングアプリらしいデートをした。




アプリ上でのやりとり、電話を経て
お互いの休日に会うことに。

とりあえず駅で待ち合わせ。
初対面が得意な人なのか、電話を挟んでいたからなのか
はじめましてでも壁を感じない。
なんだか最近テンションが上がらずお疲れモードのわたしは
にこにこ印象の良い対応ができていなかった気がするが
まあなんとかお話しながら行きたかったカフェへ向かう。

穴場のわりに人気の店だ(と思う)から
混んでいないか心配であったが
そこまで並ばずに入店する。

カウンター横並びで、改めて簡単に自己紹介を交わす。
出身や仕事のこと
趣味のことお休みのこと
まあ大概そんな話。

なんだか異様にわたしに対して興味を抱いてくれていて。
アプリ上の自己紹介文が刺さったのだという。

趣味やわたしの感性?に共感できすぎるのだと。
嬉しいのは嬉しいのだが
ちょっと引いた。ちょっとだけ。

わたしのプロフィールは
適当に趣味や好きなこと、仕事なんかをつらつらと書き出していただけなのだが
張り切りすぎていない感じで
本音で書かれているのが他の人とは違うなにかを感じたのだと。

いくつか放出している写真や
旅行の趣味に対しても
感性が好き、共感できると言われ

何度か言われる「バイブス合うわ」。


わたしは清楚でおしゃれで美容が好きな“いわゆる女の子!”ってタイプでもなくて
結局のところこじらせ陰キャだから
なんかちょっとおかしなところがあるんだろうけど
それが刺さる人には刺さるのだと、
万人受けはしないが珍味好きには時折当たるのだと、
そんなことを実感した。


1軒目をスマートに奢っていただき
ぶらぶらと散歩する。
近くに雑貨屋さんや本屋さんがあったので立ち寄る。

わたしは本を読むひとがすき。
ちゃらい人が電車でスマホをいじるのではなくて
文庫本なんかを読んでいると
「いいね!!」と言いたくなる。
坂口健太郎がズボンのうしろポッケに本を突っ込んで仕事現場に来てたエピソードにもえる。

本屋さんではわたしは文庫本を眺める。
「おれ本読めないんだよねー」と言う彼。

いや別にいいのよ。
賢くてシゴデキなお方がみんな活字好きってわけでもないだろうし
忙しいからこそ小説読む時間がとれないだろうし
他に素敵な趣味があるんだろうし
わたしだって本質をちゃんと理解して本読めているわけではないし

でもなんか
おしゃれで格好よくて仕事できておもしろい素敵な人より、
影でひとりでこそっと本読んでいる社交的でないけど熱い信念持ってる芸人みたいな人に魅力を感じてしまう。(若林サンとか又吉サンとか!!!!!!すき!!)
(完全に個人の感想ですすぎるが)



なんか買おうと思ったが
自宅に積ん読書籍が多すぎるので今回は購入を見送る。

お散歩再開しまたカフェへ入る。
ふらっと入ったところだったが雰囲気とてもよかった。

日曜のカフェ時間にも関わらず
混みすぎていなくて、適度にお客さんが入っていて
距離感のちょうど良さ。
ハイセンスおしゃれすぎない
異文化と古道具が交わる店内。

ソファでゆっくりお話する。

会う前に電話していたときから感じていたが
なんかセンスの良さそうなところ、雰囲気おしゃれが好きそうな彼。
こういう暮らしをしていて~こんなところへ行って~サウナ好きで豆からコーヒーひいていて~
そうして自慢げに見せる自身のInstagram。

お気に入りのカメラで撮ったという写真の投稿たち。
と大量に上がるストーリーズ。

SNSの使い方は自由だ。もちろん。
否定しないしすごく楽しんでいて良いと思う。ほんとに。

でもなんというか
わざわざ仲良くもない初対面の私に見せて、自慢話(に聞こえてしまった)を加えてくるのが、
SNSを自身のセンスのよさアピールに使っているように感じて
なんか、ああ。

Instagramにとらわれている感じがしてしまって
現代っ子だなー、なんて。

本当にアーティスティックな?なにかを成し遂げているすげー人なら
感じかたも違うんだろうけど、

なんのセンスもない何者でもないわたしが昔投稿していた写真に対して「めっちゃ良いね!」と言ってくれることも
ありがたいんだけど
なにもわかってないし雰囲気だけおしゃれっぽかったらなんでも良いんだろうな、と
なんか萎えた。


でもでも結局、わたしたちは似ているんだと思う。
なんかそれっぽかったら素敵と思ってしまう、側しか見えていないところとか。
本当に本当のセンスが良いわけではない
なんとなく雰囲気良いのでおっけー
核心はつけない。本質はみえていない
そんな中途半端なところ。
能力はないのに意識高いところ。
深く考えていないのに、わかっていないのに
わかったふりして、できてる人間のふりして調子乗って上からもの言っちゃうところ。

本当に同族だなって思った。

それが彼にとっては心地良さそうだったけれど、
同族の彼に自分を認められればられるほど、自分の嫌なところがみえてしまうわたし。


きっとまた数回デートして、
そのうち告白されるんだろうけど(思い上がりすぎ?)
どうしたもんかな

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