もやし|アート巡り

芸術文化、旅先で感じた事について自由きままに書いていきます。

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はじめに

こんにちは。 ここではペンネームの「もやし」として活動しようと思います。 まずはじめに、私が何故ここでの記録を始めようと思ったのかを記しておこうと思います。 私は、物心がついた頃から感受性が強い子供でした。 自分自身がそれに気がついたのは、小学校6年生の時に起こったクラスメイトとのやり取りがきっかけです。 私が小学生だった当時は、子供携帯が流行り始めた頃で、両親に買い与えられたピカピカの携帯で友達とメールで連絡を取っていました。特に仲の良い友達とは毎日連絡を取っていた

    • クロード・モネの光を追って

      モネの大作としてよく知られている連作《積みわら》や《睡蓮》は晩年に描かれた作品なんですね。 今回その作品の一部が見れるという事で、中之島美術館に行ってきました。 良くある展示構成として、師や同時代に活躍した作家など関連人物を紐付けて出展されることがあるのですが、今回はモネ一色。連作に焦点を当てた展覧会で、のちにモネの妻となるカミーユと息子のジャンが描かれた《昼食》も日本初公開。タイトルの通り、全てモネによる作品が一堂に会し、会場はモネの作品が放つ優しい雰囲気が漂っていまし

      • この春リニューアル!東洋陶磁器美術館 特別記念展「シン・東洋陶磁―MOCOコレクション」

        桜の開花を迎えた4月中旬、東洋陶磁器美術館がおよそ2年の改修工事を経て4月12日よりリニューアルオープンとなりました。 特別記念展「シン・東洋陶磁―MOCOコレクション」が9月29日まで開催されています。 煉瓦造りが印象的な外観を一新し、増築された全面ガラス張りの開放感のあるエントランスホールが新たに美術館の顔に。コンクリートとの親和性も素敵でした。 展示構成としては、1〜13のテーマに分けられます。 東洋陶磁器美術館(MOCO)が誇る安宅コレクションを中心に、 1.

        • 藤田美術館にて

          土曜日の昼下がり、 前々から気になっていた大阪市都島区にある藤田美術館へ。 昨年リニューアルしたという事もあり 白を基調とした空間に 館内に併設されているCafeには若い女性やカップルが順番待ちをしている姿が。 それを横目に私は展示室の入り口へ向かう。 今回は、『妖』『護』『江』のテーマで所蔵品が展示されていた。 妖は妖怪の妖の文字を取って、不気味で妖しいものをテーマとしています。江戸時代の人々の生活風景から血飛沫をあげる鬼の絵巻までぶっ飛び系の展示品がちらほら。 こ

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          修理のあとにエトセトラ展ー中之島香雪美術館 

          日本や東アジアの美術品を所蔵、修復保存作業を行っている大阪・中之島香雪美術館において、2023年4月8日(土)~5月21日(日)で展覧会『修理のあとにエトセトラ展』が開催された。 中之島香雪美術館は、大阪市のなかでもビジネスビルが立ち並ぶ中之島エリアにおいて、随一の高さを誇る2棟の超高層ビル、ツインタワーの愛称で親しまれているうちのフェスティバルタワーの4階にある。 同館では日本美術の祖である岡倉天心らが主催する美術雑誌「國華」の経営にも携わっていた朝日新聞の創設者・村山

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