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ポトラック(持ち寄り)ランチにはメンバーの関係性と成熟度が求められているのかもしれない。

先日、とある集まりのときにランチの持ち寄り(ポトラックランチ)を提案した。私がポトラックランチが好きな理由は、昔から”同じ釜の飯を食う”というように、同じものを食べると一気に距離感が縮まったり、お互いを認め合う(人が持ってきたものを食べるという行為自体が、その人は安全な人だと認めている証になる)ことができたりするから。

だけど、今回はメンバーから「何を持って行ったらいいのか?」「どれくらいもっていったらいいのか?」「私は食べて行こうと思っていた」「私は何時に行くかわからないので自分の分だけ持っていく」なんて意見がLINEでポロポロ出てくる。

結局話がまとまらないので自分の分だけ持っていくということになったのだけど、ポトラックがスムーズにいく時といかない時の違いが気になったので考えてみた。

そこでわかったのは、ポトラックがスムーズにいく時にはこんなとき。

①ポトラック経験者が何人かいる
→経験者がいると、だいたいこんな感じというイメージができるしポトラックの楽しさが伝わるのでやりやすい。

②お互いのことを知っている
→料理をするのがどれくらい好きか(嫌いか)?、アレルギーや食べられないものはないか?どんなものを作って/買って来そうか?などわかってると準備しやすい。

③メンバーひとり一人の成熟度が高い
→成熟度について書きだすと長くなるのでそれはまた別の機会に。ただ、成熟度が高い人ほど、自分で安心・安全な場を創り出す能力に長けていると思う。なので、最後には「ポトラックで何がどれだけあっても大丈夫」と思えるかどうかが大事。実際、ポトラックはおかずばっかりでも、ご飯ものばっかりでも楽しく食べられたりする。余ったらみんなで持ち帰ればいい(夕飯の足しになるからラッキー♪)。そういう安心感を自分で持てるかどうか?

そうでないと、自分の食べる分は自分で、となってお互いにシェアする喜びを感じられずになんでも自己完結しなきゃ、で終わってしまう。

私ももうちょっと関係性を耕したり、フォローできればよかったけど、今回はキャパシティ的にできなかったので、それはまた別の時に。

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