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今宵はどんなお酒を送ろうか

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日本酒×薬剤師の読み切り短編小説。 差出人不明、見知らぬ酒屋から会津の日本酒が各章、薬剤師の主人公に送られてくる。 薬剤師の日々を日本酒を通じて表現したヒューマンストーリー。
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2023年1月の記事一覧

5.やさぐれ男と弥右衛門(後編)

5.やさぐれ男と弥右衛門(後編)

ピンポーン

拓也は人差し指をインターホンのボタンに押し込んだ。聞こえるエコーのかかった呼び出し音。

すぐさまインターホンのスピーカーから「はい」と返事がした。

「先ほどお電話した、もえぎ薬局の渡部です」

拓也がインターホンに向かって声かけると、ものの30秒程で田中の爺ちゃんが出てきた。

「不足のお薬です。御迷惑をおかけしました」

拓也が腕に抱えている薬の入った薬袋を彼に渡す。
田中の爺

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ーあとがきー 今宵はどんなお酒を送ろうか

ーあとがきー 今宵はどんなお酒を送ろうか

5章で区切りはあるものの長い小説でした。
お付き合い頂いた方、本当にありがとうございました。

今回は作者が酒をダラダラ飲みながら「今宵はどんなお酒を送ろうか」のあとがきを書く回でございます。

【なぜ、日本酒と薬剤師なのか】私自身が普段は薬剤師をしており日本酒は好きで飲んでいました。SNSで活躍している薬剤師仲間のリアルタイムを日本酒を飲みながら見てるうちに、この人達の活躍をnoteに書き起こし

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