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sainokuni
2023年1月1日 20:39
ピンポーン拓也は人差し指をインターホンのボタンに押し込んだ。聞こえるエコーのかかった呼び出し音。すぐさまインターホンのスピーカーから「はい」と返事がした。「先ほどお電話した、もえぎ薬局の渡部です」拓也がインターホンに向かって声かけると、ものの30秒程で田中の爺ちゃんが出てきた。「不足のお薬です。御迷惑をおかけしました」拓也が腕に抱えている薬の入った薬袋を彼に渡す。田中の爺
2023年1月2日 18:52
5章で区切りはあるものの長い小説でした。お付き合い頂いた方、本当にありがとうございました。今回は作者が酒をダラダラ飲みながら「今宵はどんなお酒を送ろうか」のあとがきを書く回でございます。【なぜ、日本酒と薬剤師なのか】私自身が普段は薬剤師をしており日本酒は好きで飲んでいました。SNSで活躍している薬剤師仲間のリアルタイムを日本酒を飲みながら見てるうちに、この人達の活躍をnoteに書き起こし