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#116 ”菌根” お気に入りのTED talk(11)

このTED Edも、5分程度のアニメで見やすいと思います。

字幕を、英語または日本語にするかは、ご自由にどうぞ。専門分野の単語がキーワードなので、生物分野に馴染みのない私は、最初字幕なしでアニメの映像と英語音声でなんと無く意味を想像しながら見て、そのあと日本語の字幕ありで内容がやっとわかるという感じです。馴染みのない単語は、英語で聞いてもわかりません(笑)。意味が分かってからもう一度英語字幕で見ると、「英語がすごくできる人」になった錯覚で嬉しくなります。3日後くらいしてから、字幕なしでもう一度見ると、「わかるーッ」と思えます(錯覚ですが、この満足感・充実感は語学学習には大切かと思います。)
 これと同じことは、4月から続けているイタリア語の基礎勉強にも当てはまり、NHKラジオ講座が今は復習の月(3ヶ月間は再放送)なので以前聞いた内容をもう一度聞き、(わかった)気になって喜んでいます(笑)。

 さて、いつものように、あまりTEDの中身のネタバレの話は、あえて書きません。科学的な根拠に基づいた面白い話だとお思います。(生物分野は私の専門ではないので、マユツバかどうかは区別ができませんが、過去のTEDを見る限り、時々巷で見受けられるインチキ科学ネタは、多分ないと思います。もしあれば、色々な分野の科学コミュニケータが、すぐにコメントを載せて掲載がなくなるはずです、多分。)

 少しだけ、このTEDに関連したお話を書かせてもらいます。なぜこのTEDが面白いと思ったかというと、私の出身である岐阜県の花「レンゲ」と少し関係があったからです。

 マメ科の植物の根の先端には、細菌が共生していて空気中の窒素を生育に必要な養分として取り込むのに寄与しているというのは、有名ですね。地上で光合成した糖を代わりにもらう「共生」をしているようです。子供の頃、地元の田んぼや畑に、農家の人がシロツメグサやゲンゲ(レンゲ)の種をまき、トラクターなどで土にすき込み天然の肥料にしているのをよく見ていました。(小さい頃は、肥料になることを知らずに、人が撒いた種では無く自生している”タダの草”だと思っていました。後から知って、ちょっと恥ずかしい気がしました。)

 さて、実はこの話、マメ科の植物だけではなかったんですね。興味のある人は詳しくはTEDでどうぞご覧ください。きっと、観終えると「植物」って「動物」と同じ?と思える気がすると思います。時間のスケールだけが違うのかも知れません。

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