2023年度下期振り返り&2024年度活動方針
ITフリーランス支援機構(AITF)は2021年4月から本格的に活動を開始し、今年で活動4年目を迎えました。当機構の認知度も向上する中で、活動方針に賛同・加盟いただく企業も少しずつ増え、2024年4月現在、9社2団体1自治体の加盟団体となっております。
日頃からご協力いただいている皆様、noteをご覧の皆様に御礼申し上げます。
さて、2023年度はフリーランス新法公布等、業界の荒波にもまれる一年となりましたが、当機構では多方面で取り組みを実施してまいりました。
今年度もITフリーランス業界全体の健全化及び活性化に向けて、新たに整理した4つの重点分野を軸に、活動を実施してまいります。
詳細は以下報告をご覧ください。
2023年度下期活動報告
適正なルール啓発・推進プロジェクト
フリーランス新法成立に伴い、厚生労働省や公正取引委員会等、関係省庁との意見交換の機会を多数いただき、議論を重ねてまいりました。業界、業種をまたいで包括的なフリーランスに関する議論がなされる中で、会員企業の皆様との協力のもと、業界の声としてITフリーランスの実態についてお伝えしてきました。
引き続き、実態に即した運用を目指して発信すべく、政策関係に特化して対応する専門チームを新設し、対応していく予定です。
主な活動実績としては下記をご参照ください。
セーフティネット拡充プロジェクト
ITフリーランスの労災特別加入が認められたことを踏まえ、当団体でも様々なサービスの提供を開始させていただきました。
昨今はケガや病気にとどまらず、メンタルヘルスに関する補償も充実してきており、ITフリーランスの方々が心身健康に働ける環境づくりを目指して、セミナー等の対応も実施しました。
主な活動としては下記をご参照ください。
広報プロジェクト
業界を取り巻く環境の変化もあり、フリーランスに関する世間の関心が高まる中で、当機構としてもメディア取材対応等、情報発信や広報活動に力を入れております。
主な活動としては下記をご参照ください。
2024年度活動方針
今年度より、既存の活動テーマに合わせて新たに整理した下記4つの重点分野を軸に、活動を予定しています。
重点分野
コミュニティ活動(支援ネットワーク形成)
政策渉外活動(市場環境のルール整備・適正化)
労災事業・保険事業(セーフティネットの拡充)
自治体デジタル化支援プロジェクト(ITフリーランスの就業機会拡大)
新規に重点分野として取り上げたコミュニティ活動では、会員同士の交流を深め密に連携をしていきたいという想いから、今年度もMeet Up!や活動報告会など、会員同士のリアル交流会の機会を創出していく予定です。
また、自治体デジタル化支援プロジェクトでは、政府の掲げるデジタル社会を実現するため、IT専門家である当機構会員のデータベースを活用し、外部人材確保の観点から自治体DXの支援を進めていく予定です。
活動ごとに専門チームを結成し、より密に連携を取りながら実効性をもって活動してまいります。
事務局からのお知らせ
新規会員及び体制変更
新たに2社がご入会され、会員企業及び団体は9企業・ 2団体・1自治体となりました。
2023年度より以下5名が新たに就任いたしました。
なお、三井住友海上火災保険株式会社の体制変更により、幹事が石田から松本へ交代いたしました。
今後もITフリーランスがより活躍できる社会の実現に向けて、多方面に取り組んでまいります。
お問い合わせ
AITFに関する各種ご案内・お問い合わせは以下をご参照ください。