「妊婦さんへ 席譲ります」マーク

妊婦自身が「席譲って」とお願いするのはなかなか難しい。一方、譲る側も「どうぞ」というタイミングを逃してしまう。

そんなすれ違いを解決するための一つの取り組みとして#席ゆずりますマーク がある。

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(写真は公式HPからhttp://sekiwoyuzuru.starfree.jp/#!)

※妊娠中を示すマタニティマークの利用許可は、厚労省から取得済みだそうです。

製作者の方は、育休中の新米パパ
マークに込められた想いを、公式HPから引用して以下に紹介します。

"妻が妊娠しました。
今まで「席に座っている側」だった私は「席を譲ってもらう側」を体験し、両方の想いを知りました。

ある日、優先席の前に立っていると おばあちゃん が席を譲ってくれました。

「なぜ他の方が譲ってくれなかったのか、先にこちらから他の方に声をかけるべきだったのか」

席を譲ってもらう側の人から声をかけるのはほぼ無理です。とてつもない 勇気 が必要です。

一方、席に座っている側のほとんどの人も「譲りたくない」と思っているわけではありません。日本人だからでしょうか、譲る側にも 勇気 がいるのです。
「席を譲ってください」と声をかけられれば喜んで譲る、そういう方が多いはずです。

この出来事をきっかけに、妊婦さんが席に座りやすくなる、そして席に座ってる人も席を譲りやすくなる、そんな何かを作りたい! と思い、席を譲りますマークを制作しました。
 
なぜ妊婦は席に座るべきなのか?
妊婦さんの立ちっぱなしには、以下のリスクがあります。 
 
血圧変動による脳貧血
お腹が張りやすくなることによる、早産・切迫早産の可能性
血行が悪くなり下半身が冷えることによる、胎児への悪影響
腰痛(妊娠後期)
ストレス(胎児への悪影響や流産)

「別に立っていてもいい」という方もいらっしゃいますが、妊婦さんはできる限り席に座るべきだと考えます。
 
マークの目標
最終的には妊婦さんだけではなく、高齢者・乳幼児連れ・身体が不自由な方など、席を必要としている皆さんが救われるマークへ発展することを目標としています。

自分で経験したからこそ強い想いを伝えられるものだと思うので、まずは妊婦さんに焦点を当てました。

「席を譲る側にもマークがある」ということが皆さんに認知され始めれば「妊婦さんに」という枠を越えたマークに発展できると考えています。"(引用おわり)

「マークの目標」が、妊婦だけでなく席を必要とするすべての人を救うためのものに発展していくよう祈っている、というのも素晴らしい!と思いました。

公式HPでも、賛同した方に拡散をお願いする旨が書かれています。

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「手助けがほしい人」だけでなく、「手助けしたい人」をサポートしてくれるシステムって良いですね

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