【焚き火とは?】なぜ焚き火に惹かれるのか?焚き火の効果が凄いのさ!
本noteを手に取って頂き、ありがとうございます。
焚き火を愛している、あいすべと申します。
先日私は、こんなtweetをしました。
結構前に、キャンプでひろしさんが話題になりました。最近では鬼龍院さんが焚き火に関してツイートして話題になっています。
これらの動画なんと、ずっと焚き火を見てるだけの1時間の動画なのです。
何もしゃべりません、ただひたすらに焚き火を眺めています。
私も焚き火をしている時は、同じような感じです。
コーヒーを飲みながら、ひたすらに焚き火を眺めます。
やったことがない方からすれば、「何がしたいの?」ってなりますかね?
でもコメント欄は
「思わず一緒に1時間みちゃった」
「1時間見たら神経が研ぎ澄まされた」
「ファンじゃないけど見ちゃった」
みんな見てしまう訳です。
私も初めて焚き火をやった時、見入っちゃいました。
2時間は、やっていました。
焚き火はやったことがなかったし、アウトドア派ってわけでもなかった私が2時間です。
自分で自分が不思議でした、こんなになぜ見てられる?という疑問から。
調べて調べて、調べ抜きました。
心理学→脳科学→歴史学という流れで、どんどん調べていきました。
人は好きな事なら、時間も忘れてなんでもできますね。
ここまで勉強するとは自分でも不思議でしたけど、これも焚き火のお陰だと脳科学を勉強したらわかりました。
少しだけ自己紹介をさせて下さい。
・中核病院勤務の臨床検査技師
・心理学と脳科学は本と論文から勉強
・30代で息子3人のバツイチ
(「笑い」を「w」で表記するので、読みづらかったらごめんなさい。)
▼本書のかんたんな流れ▼
1章 心理学からの焚き火分析
・焚き火には心理学的効果から、観察せずにはいられない!こんなに見てしまうのは心理効果のせい?
2章 歴史学からの焚き火分析
・歴史学から考えれば、人の心に訴えてくるものがあると腹落ち。人類はそんなに変わっていない。
3章 脳科学からの焚き火分析
・人間の構造から考える!ドーパミンという脳内物質の本質と機能について
4章 焚き火の効果まとめ
焚き火に興味がある方は、多いと思っています。
でも心理学・脳科学・歴史学の多角的アプローチをしている人はいなかったので参考になれば幸いです。
では早速行きましょう!
◤1章 心理学から焚き火を分析◢
焚き火の効果を調べると一番初めに、1/fゆらぎに到達します。
しかし私は少しだけ、納得できない部分が最近は出てきました。
もし1/fゆらぎだけでこんなにハマれるなら、同じ1/fゆらぎの物すべてにハマれるのではないか?
という疑問が出てきたからです。
小川のせせらぎ、電車の揺れ、お経、木漏れ日、これらも1/fゆらぎの具体例として挙げられます。
高校生の頃は電車通学でしたし、仕事も電車で通っていることもありました。
でもそこまで癒されたと感じる事はなかったですし、ハマりもしません。
なぜ焚き火だけ?
それが納得できずに、調べているとマインドフルネス瞑想にたどり着きました。
焚き火をしていると、マインドフルネス瞑想になれることが分かってきました。
マインドフルネス瞑想ってなに?と思いますよね?
とりあえずは、瞑想と考えて貰えばいいのですが。
マインドフルネス瞑想に関しては記事も書いています。
そして、以前ツイートしています。
なぜ瞑想をgoogleまで取り入れているのか?
googleの理念にこんなものがあります。
・遅いより速いほうがいい
・すばらしいでは足りない
つまり、効率の追求はしているし、それでもって高い目標設定もしているのです。
そのgoogleが一見非効率な時間の使い方とも思える、瞑想を取り入れている。
それだけの効果があると推測できます。
成功したければ、成功者を真似る。これが一番の近道だと私は思っています。
それが、真似る=学ぶ という事だと。
そして学ぶには2パターンあると思っています。
・何も考えずに真似る=勉強
・興味を持って真似る=趣味
これが私の考える、学びのスタイル。
何も考えずに言われたことの勉強に関しては、義務教育をしてきた我々からすれば、どんな結果になるかは想像できます。
一定の効果は見込めます、正しその中に一定の興味を見つけなければ、苦痛になっていきます。
それに対して、趣味は楽しくなります。
興味を持って真似る場合、人はイキイキとして寝る間も惜しんで、時間を探して趣味に没頭します。
楽しければ、いくらでも調べるし真似るし、考える。
経験値が違います。
焚き火に興味津々な私は、マインドフルネス瞑想をトコトン調べました。
マインドフルネス瞑想の効果としては、
・集中力アップ
・幸福度アップ
・行動力アップ
・ストレス減少
・うつ緩和
・不安減少
こんなに効果があるの?ってくらいに色々な効果が期待できます。
googleが、積極的に取り入れる理由がわかりますね。
マインドフルネス瞑想のやり方は、一点集中なんです。
兎に角、その物事に集中すれば、瞑想状態になれます。
究極、自分の指を一本だし、オードリー春日さんのトゥーーッスてポーズをとります。
その指をずっと見ているだけでも、マインドフルネス瞑想が可能です。
このやり方で瞑想をする場合、脳裏に春日さんがちらついて、集中できないのでおすすめはしませんw
普通は、呼吸瞑想、食事瞑想、慈愛瞑想などがあります。
しかしおすすめは、美しく、深く、壮大な焚き火です!
刻一刻と変化をする、焚き火はさながら映画のような、巻き戻しのできないエンターテインメントです。
焚き火やってみたくなった方は、私のブログを参考にして貰えると嬉しいです!
◤2章 歴史学からの焚き火分析◢
では次は、歴史学から焚き火に人はなぜ惹かれるのかということを、解説したいと思います。
焚き火の歴史はかなり古いです!
少なくても50万年前には焚き火の跡が、北京原人の遺跡から見つかっています。
少しだけ歴史のおさらいです。
約600万年前 人類とチンパンジーは別々の道に
約420万年前 アルディピテクス・ラミダスが二本足で歩く
約180万年前 ホモ・エレクトスの外見は今の人と変わらない
約60万年前 ホモ・ハイデルベルゲンシスは脳容積が現代人と変わらない
約25万年前 ホモ・サピエンスは解剖学的に現代人となんら違いがない
60万年前のホモ・ハイデルベルゲンシスは、脳の容積が現代人と変わらないです。
火の文化が出来たのも、60万年前と言われていますので、このあたりから焚き火があるのではないかと思っています。
60万年の歴史ある行為。
それが焚き火です。
私は論文を、仕事柄も良く読みます。趣味でも心理学の論文は大好きなので率先して読みます。
論文で大切なのは、検証期間と人数なのです。
検証期間が長ければ長いほど、お金もかかりますし、データも膨大になります。
データがたくさん集まれば、論文の精度が上がります。
時間が長いという事は、それだけで凄く価値のあるものなのです。
60万年前から行っている焚き火は、それだけで価値があるものです。
農耕が発達したのが、およそ1万年前。
その時に、お金や宗教などが生まれたわけです。
5000年前くらいにエジプト・メソポタミア文明が出来ました。
中国は3000年の歴史!とか言いますね。
人類の急激な発展なんて、ここ150~100年前の話です。
60万年前の焚き火。
焚き火は、脳の作りが大差なくなったそのころから、脳に刻まれているのです。
焚き火が始めたくなったら、こちらの記事がおすすめ!
▷▷▷焚き火【初心者】が準備する持ち物を一覧で!最初は費用を掛けずに用意する
◤3章 脳科学からの焚き火分析◢
人間の脳は60万年前くらいから大きな変化はないです。
進化心理学の部門などでも、良く出るお話。
これも人間の脳内物質の観点から見ると、腹落ちすると思います。
脳内物質は狩猟採取生活の頃に形成されて、未だに同じ反応をします。
脳内物質の1つに、ドーパミンがあります。
ドーパミンは人間の生存戦略そのものです。
種の繁栄に伴った行動をすると分泌されます。行動力の源です。
【分泌される行為】
・食事
・異性との交遊
・読書
これらをすると今でも人間は幸福を感じることが出来ます。
この脳内物質に関して、詳しく説明しているnoteは最後に紹介します。
つまり種の繁栄と維持に必要な事をすると、脳は気持ちの良くなる物質を分泌するのです。
生きる為の行為=食事
種の繁栄の行為=性行為
種の繁栄と生きるための行為=知識=読書
その中で、狩猟採取生活で大きく人を進化させたのが、火です。
その火を用いた、焚き火。
タンパク質を効率よく摂取するために、火は大いに役に立ちました。
料理が発達しました。
猛獣から夜守ってくれる、安心して寝られるのは翌日の活動に影響を与えました。
石器や道具の使用につぐ「第2の技術革命」が火の技術です。
この焚き火に何万年も支えられてきたのが、人類です。
焚き火に大きな魅力を感じ、脳内物質のドーパミンが分泌されるのは当然の事なのです。
焚き火にハマるのは、ドーパミンが分泌されるからでしょう。
◤4章 焚き火の効果まとめ◢
今回のこのnoteは、心理学、脳科学、歴史学と分けました。
しかし明確に分類する必要はなく、色々な部分で繋がりをみせ、多角的に見ることが出来ます。
私の場合は、焚き火からスタートしました。
焚き火→心理学→哲学→脳科学→歴史→古典→論文
勿論どれも、少しずつやったことのある分野です。
しかし猛烈に惹かれた、焚き火の熱意から始まった勉強は、楽しくて仕方なかったです。
今は古典と論文ばかり読んでいますが、焚き火の横で読むのは最高なんです。
ドーパミンが凄く分泌されそうでしょ?w
毎日やりたいくらいです。
心理学と脳科学の観点から、時間術を書いています。
ドーパミンの話を、さっきよりもかなり詳しく書いています。
無料で読み始められます、人間の取扱説明書になっています。
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