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恐怖に囚われる理由【バイアス】とそれに打勝つには?

人はなぜ恐怖に囚われるのか?

なぜ恐怖に勝つことが難しいのか?

このテーマについて今回はnoteを書きました。

心理学を愛している、あいすべです。

今朝こんなツイートをしました。

上の2つの恐怖しか、人間には備わっていないと言われています。

今回のコロナ騒動は、2つの恐怖とは全く異なるものですね。

なぜ後天的な恐怖に、我々は恐れると思いますか?

答えはバイアス(偏り)です。

その辺を考えていくnoteになります。

このnoteも目的は、現在のコロナによって、不安や恐怖に囚われてしまうことがないように書きました。

正直、コロナよりもネガティブに囚われて自殺者が増えることが、私は懸念してます。

自殺者がインフルエンザの死亡者よりも、毎年圧倒的に多いことも付け加えておきます。

4/7 22:30時点 コロナ死者数 98人

2019年インフルエンサの死者数は3000人以上、自殺者は21000人以上で7倍です。

しかし、コロナの方が怖い。

流行の中にあるのだから、今後増えていくかもしれないから、怖い。

私も、怖いです。ではなぜ怖いのか。

今回のお話を、いくつかの観点から話したいと思います。

POINT
❶ネガティビティバイアス
❷情報収集思考
❸ネオフォビア
❹医学を知らない
❺対策

こんな流れでお話したいと思います。

私の個人的な意見です。

❶ネガティブバイアス

ポジティブな情報よりも、ネガティブな情報が好まれる傾向にあります。

ネガティブに偏ってしまう心理です。

日本だけでなく、世界的にもネガティブな情報の方が価値があるとヒトは認識します。

多くの論文がありますが、プリンストン大学の論文を引用します。

ニュースへの心理生理学的反応における否定バイアスの国家間の証拠

ここでもあるように、ブラジル、カナダ、チリ、中国、デンマーク、フランス、ガーナ、インド、イスラエル、イタリア、日本、ニュージーランド、ロシア、セネガル、スウェーデン、イギリス、米国の17か国の多くの国で同じバイアスが見られたわけです。

ネガティブな情報を打消すには、ポジティブが2倍必要になるという研究結果もあります。

なので、ニュースとして平和的な情報が少なく、ネガティブな情報が多くなってしまうのです。

マスコミは、ニーズに沿ったモノを提供しているに過ぎないかもしれませんが、その影響力は計り知れないです。

テレビは猛烈な権威性があるから、余計に妄信していまいます。

❷情報収集思考

情報を集める事自体に、人は喜びを感じるから。

かなり前に、トリビアの泉という番組がありましたね。

人生に全く必要のないムダな知識、でも、つい人に教えたくなってしまうような雑学、知識をコンセプトにしていました。

必要じゃない情報も集めて、情報過多。

現在のスマホ時代での、懸念事項として良く取り上げられていますね。

そうなると、情報の正しいとか間違っているのか、区別がつかなくなってきます。

情報の海で遭難することになります。

この時、情報バイアスも掛かります。

自分の欲しい情報を無意識に集める傾向があるので、自分の心理状態で情報を選別してしまいます。

情報バイアスともいわれますが、調査研究時はこのバイアスを除けば除くほど情報精度は高くなります。

❸ネオフォビア

人は自分の知らない新しいもの、分からないものに、恐怖を覚えます。

お化けが怖いのは、わからないから、見えないから。

医学が分からないので、医師を敬う。

政治が分からないから、政治家を敬う。

知らない事を、恐れて敬う。

天災を恐れて神と敬った時代もありましたね。

今は、大雨や雷を神の御業と考える人は少ないと思います。

人はわからないモノに、恐怖します。

コロナウイルスは、新種の分からないウィルスです。

❹医学を知らない

医療の知識を専門として、毛嫌いし権威性があるものだと思い込んでる方も見えると思います。

勉強しないから、余計にわからない、権威性も強い。

更に、距離が出来ます。

国家資格、難関学部、誰もが簡単に到達できないことも手伝います。

レアリティは権威性を高めます。

私も医師になりたかった医療従事者なので、昔は医師が怖かったな。

❺対策

❶~❹を分かったのなら、それに対応すればいいのです。

・恐怖は思い込みと考える(難しい)
・情報を正しく理解する(難しい)
・医学的に正しい知識を身に付ける(難しい)

なので私がおすすめだと思う情報を載せておきます。

武田邦彦さん

でもこれも、私が正しいと思う意見の1つというだけです。

これが正しいか判断する力も必要になります。

武田さんは、youtubeで自粛は必要ないという部分に関しては、私はなんとも言えないと思っています。

でも理論は理解できます。

私が武田さんの動画で重要だと思うのは、恐怖の上限の部分。

これが大切だと思っています。

上限が見えている。よっぽど特殊な条件にならないと、増加曲線は諸外国がMAXなんだよって話なんです。

つまり、天井が見えてるよ?これ以上は考えずらいよって事を理論的にお話してるんです。

これが見えるだけで、恐怖が全然違います。

私の私見では、日本人の気質的に海外よりも流行は遅いと思います。

日本人は言われたことを守る、国民性があるからです。

検査件数や、感染数に関しても、同じ基準で諸外国が測定してないですよって事も武田さんが別の動画で仰っています。

つまり、数字のマジックに反応しすぎる事が、ネガティビティバイアスが掛かっている状態だと思うのです。

情報の取捨選択をして下さい。

妄信は宗教となり、確信は偏りとなる
物事はすべからく、柔軟に捉えるべきである
- あいすべ -

ここまで読んで頂き、ありがとうございます。

最後に、私は医療従事者です。

私の病院でも、コロナ陽性の職員が出ました。

そして、私は濃厚接触者です。

日本のコロナ陽性者の多くは、医療従事者です。

私の検査は陰性でしたが、保健所の指導で自宅待機になっています。

もう何日も自室に籠り、子供との接触を断っています。

2歳児は、なぜ私が部屋から出ないのかわからないので、泣きまくってます。

私も念のため、隔離しています。

毎日熱を計り、報告。

先日は、匂いがあまりしない?とか思って焦りました。

勘違いだったようです。

心理状態を、理論で理解しているつもりの私も、恐怖に駆られます。

なので、難しいですが、混乱し思考停止したらいけません。

ヒトは、思考し試行する生き物です。

私も、今回のことで死をまた近く感じることが出来ました。

やっぱり、今書いている遺書的なnoteは早く書いて、私の知ってる知識を子供たちに残したい。

子供たちの為に勉強した心理学、少しでも残したい。

他にもnote書いています。良かったらご覧ください。


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