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再び戦闘開始

ただいま~

さて、今朝のお風呂案件。まだ完了していないぞ。
カーンとゴングが鳴り、再び戦闘開始です。

今朝の話はこちらからどうぞ。


説明書には「排水後にお湯はりボタンを押し、追い炊き管をよくすすいでください。」
これをやらなければならない。

よし、
さっと浴槽を洗って、お湯はりボタンを押す。
「42度でお湯はりを開始します。」

いつもなら、ふたをして「お風呂がわきのした」を待つのであるが、今日はお風呂ができるまでを観察してみる。

「開始します」と言ったのに、一向に行動に移さない。少し考えてからチョロってお湯を出し、また考える。そしてジョジョジョジョって出してはまた考える。
いったい何を考えているのだろうか。

私はボタンを押されたから、仕事を開始しなければならないが、本当に開始していいのだろうか。

ちょっと始めてみる。

いや、ちょっと待て、少し考えてみたら?

ボタンを押されたことは事実なのだろうか。フェイクかもしれないぞ。

いや、確かに押された事実はあったと思う。

では、すこし始めてみるか、みたいなやり取りがあるのかもしれない。

そんな感じでお湯をためていくのだ。かなり、もどかしいがそれが彼女のやり方ならば受け入れるしかない。


いやいや、出てくる出てくる。ふわふわした綿ボコリのように見えるものがたくさん。

すこーし色がついているから、お湯の流れがよくわかる。

へー、お湯の出てくるところは水流が激しいんだ。ふわふわが吹っ飛んでいくぞ。

吹っ飛んだふわふわが湯舟の端っこに行ったらゆったりしてる。

理科で習った川の流れを思い出した。内側は水の流れが速くて、外側はゆっくり、だから外側には石がいっぱいたまるんだ。三日月湖はこうやってできるんだ、みたいな授業。

めちゃくちゃ楽しくなってきた。

そして、ふわふわがかなり楽しそうに踊っているのを見て、これ、見たことあるぞ。なんだった?

あ、「あおさの味噌汁だ」

なぜ、水アカを見ながら食べ物が浮かぶのか、理解ができないが表現としてはあっている。


お湯をためて、また「追い炊き」をして、何回かすすいで作業完了。

まだ、ふわふわは出てくるとは思うが許容範囲とする。

またしても教訓。

やっぱり、お掃除は定期的にしておかないとだめだね。特に水回りはね。
毎月届くお掃除キット、ちゃんと使いこなさなければ。

と、周りを見回したら、「水回りだけじゃないよ!」

ぐちゃぐちゃなテーブルの上から天の声が聞こえる。




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