撃沈覚悟でチャレンジだ! 宿題出すぞ!!! 辛口で
辞書というのは8年?に一度見直しをするらしい。
世の中で、使われていない言葉は辞書から消えていく。
要らないものは、そぎ落とされ、洗練された辞書になっていく。
新しい辞書を出版したら、「どんな言葉が消えたのですか?」の質問があったそうだ。
そこで、三省堂は「辞書から消えたことば辞典」を作成した。
どんな言葉?
少し例を挙げてみる。
赤外線通信:
携帯電話同士を近づけて、メールアドレスなどを交換していたことをさしていた。しかし、スマホの普及により、その行為をすることがなくなったので、辞書から消えた。
ソノシート:
ビニールのようなペラペラのレコード。レコードプレーヤーで音を聞くことができるもの。ペラペラなので、雑誌の付録などになっていた。現在まったく見なくなったので、この言葉も辞書から消えた。
その一方で「あまり見かけないが残っていることば」もある。
カセットテープ:
自宅でカラオケ練習などで演歌の技術を磨きたい方用。ある特定の年齢の方々に普及中。
フロッピーディスク:
ドクター中松が考案した、特許商品。今では全く使用されていないがWORDなどの保存アイコンはフロッピーディスクのままである。したがって、品物はないが、言葉は残る。
下駄箱:
下駄は入れないが「下駄箱」と呼ばれている。この言葉も健在。
つり革:
革でつられてはいないが、「つり革」と呼ばれている。この言葉も現役。
なかなか、面白い。
初めて聞いた!
「辞書には固有名詞は載っていない」のだそうだ。
しかし唯一載っている固有名詞がある。
それが「聖徳太子」
辞書を引いてみる
「聖徳太子」とは、聖徳太子の像が印刷された一万円札のこと。「通称」が聖徳太子。固有名詞だが、「意味」をもつので掲載されている。
辞書の話をいろいろと聞いてくると、なかなか奥が深すぎる!と思ってくる。
しかし、皆さんは、辞書から「ことば」が消える、っていうことをご存じだっただろうか?
「国語辞典で調べてよう!」
って調べるじゃん。
でも、調べたい言葉が消えちゃっていたら、相当困るよね。
しかし、辞書はリニューアルされるらしい。
そうなると「消えたことば辞典」の持つ意味合いはかなり大きいんじゃないか?と思い始める。
話し言葉
確かに、話す言葉はどんどん変化している。
今、「アベック」なんて言ったらドン引きされるだろうし、「あの子マブいね」なんていったら、頭の上に???しかないだろう。
そして、私は「リスケ」がわからなかった笑
言葉の変化は著しく早く、「ことば」は生きてるよね?って思う。
そして、一時期めちゃくちゃ流行ったのに、急に力尽き「死語」と呼ばれる言葉になっていく。
言葉は短命もあればご長寿もいるってことなのね。
流行語大賞って何なんだろう?
流行語大賞:
1年間に社会に影響を与えた新語や流行語を選び、そのことに関係した人物や団体を表彰するイベント。
ふーん。そういうのなんだ。
そしてイベントなんだぁ、、、(かなりガッカリ)
去年の流行語大賞は「あれ」でしたよね?
「ARE」ってホントに流行したのかな?
はたまた社会に影響を与えたのかな?
違和感がたくさんあって、まったく関係ないお祭りに無理やり参加させられているような感じがした。
おそらく、私だけではないと思うけど。
そんなことより、
「ことば」はもっと大事にしたほうがいいんじゃないのかなぁ
だって
いろんな人とお話して、心に留まった「ことば」があったら
なんか昔のあたたかかった感じとか、ちょっと恥ずかしかったこととか、脳裏に浮かんでくるから。
音楽は聴いた瞬間にその時代に戻される。いい、悪いにつけね。
だけど、「言葉」ってじわじわと思い出に入っていける。
「言葉」って本当に魅力がある。深い深い魅力が。
どんなふうに?
「ことば」は、使う人によって全く違うものになる。
キラキラしていたり、まったりしていたり、痛みや苦しみをまとったり。
すべては使う人による。
いろんなことを体験するけれど
私はその時々の思いが伝わる言葉を使いたい。
そして、言葉からキラキラが伝わったら嬉しいな。
意味合いや醸し出す雰囲気はその人によって変わると思う。
だから、あなたの使い方によって、いろんな形に変わるよ。(おそらく(笑))
言葉はいつでも生きているよ。
そんな風に思いました。
あなたは「ことば」にフォーカスしたことありますか?
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