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一日一句【菜根譚】

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📚中国明代の洪自誠によって書かれた古典「菜根譚」は、儒教や仏教の教えが込められた、人生の教科書のような書物です。🌱日本では多くの読者に愛され、実業家や政治家、著名人にも座右の銘と…
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一日一句【菜根譚】#17『有識有力、魔鬼無踪』私心や欲望を克服しましょう

「有識有力、魔鬼無踪」は、中国の古典書籍「菜根譚」に収録されている言葉です。 「有識有力…

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一日一句【菜根譚】#15『欲厚其德,必先大識』正解のわからない時代だからこそ、深く…

「欲厚其德,必先大識」という句は、徳行と認識は相関関係にあることを示しています。 徳行と…

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一日一句【菜根譚】#14 『節義自暗室,經綸出臨深履』節義と経綸(けいりん)

節義は暗室に欺かず、経綸は臨深履薄から生まれる 意味 節義とは、光明磊落な偉い人格と節…

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一日一句【菜根譚】#13「去除心中冰,和氣如春風」心の中の冷暖を除く

明代の文人洪應明の著書「菜根譚」の一節です。 この一節は、自然界の寒暑は避けることができ…

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一日一句【菜根譚】#12『心事天青日白、才華玉蘊珠藏』上に立つ人が控えめな理由

菜根譚の「心事天青日白、才華玉蘊珠藏」という言葉は、道徳修養の君子の心持ちと才能を説いた…

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一日一句【菜根譚】#11『逆作億信 非賢所為』虚心坦懐

逆作億信 非賢所為 孔子のこの言葉は、次の2つの意味を含んでいます。 1つ目の意味は、他人…

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一日一句【菜根譚】#10『人力勝天、志一動氣』信念を貫く

「人力勝天、志一動氣」は、 「人は天に勝つことができる。志さえあれば、自然界を改造することもできる」という意味です。 この一文は、人間の能力と潜在力に対する自信を表現しています。 現代社会においても、この一文は重要な意味を持っています。 私たちは「人力勝天」を信じ、困難や挫折に負けず、努力を重ねて、より良い人生を築かなければなりません。 また、補足で以下の2文を語っています。 ①「彼富我仁、彼爵我義」は、「他人は富を重んじるが、私は仁を重んじ、他人は官位を重んじるが、

一日一句【菜根譚】#9 『不悪辱穢,礼德賢愚』許容する心:人として生きていく上で大…

「不悪辱穢,礼德賢愚」の日本語訳は、以下のとおりです。 「辱穢を悪とせず、礼徳賢愚を包容…

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