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自律神経失調症になった時のおはなし

「コーヒー、コーラが飲みたいんじゃあーー!!」という気分から。

ハイ、このnoteの作者は音楽好きです。割と激しめなバンドのライブレポをちらほらと投稿しているので、そこそこ身体強いのでは?と思われがちですが、実は「自律神経失調症」経験者です。そして見出しの通り、「コーヒー、コーラが飲みたいんじゃあーー!!」という気分が久々に上がって来たのでした。
じゃあ飲めばいいじゃん、と思われそうですが、もう15年以上はどれも飲んでないのです。飲めなくなってしまいました、自律神経失調症のせいで。コイツにかかる前は、コーヒーもブラックでガンガン飲むし、コーラも適度にグビグビと飲んでおりました。それが、体調崩してから一切口にすることが出来なくなってしまったのです。カフェインがダメなの?とよく聞かれますが、いいえ、コーヒーコーラがダメなのです。好きなものがいきなり二つも飲めなくなって、まぁ当時の私はショックでした……(ガックリ)。

一体なんでこうなっちゃったのさ!?!?

その頃は会社で仕事もかなりハードで、別にそれは会社がブラックだったとかそういう訳ではなく、ただ私にかかる重圧と言うか…そんなものが多くのし掛かった時期だったかと。仕事自体は好きでしたし、社内の人たちも、殆どは良い人たちばかりでした。しかしですね、とある社員の丸投げ感ハンパない態度が無性にイヤな時期がありまして。こうだと言っても、付き添って教えても、全く仕事を覚えてくれない…。全部私に聞いて、やってくれって言ってくる。他の人でも出来ることなのに、何で私に聞くんですか。(私は当時は社員じゃなくてアルバイトで、何でアルバイトが社員に教えてんですか…っていう事がありました)あとは、苦手な人がやたら近寄ってくるとか(言っちゃいけない…苦笑)、上からのプレッシャーとか。しかしプレッシャーは仕事なら誰でも喰らうもんです、だってノルマとかタスクとかありますでしょ。本当に数ヶ月くらいで急に一気に具合が悪くなって、一時は階段登るのも辛くて電車一駅分の移動もダメになったことがありました。両親は多分知らないと思います、笑。

『自律神経失調症』って、病名じゃないんですよ…って言われても。

いやもうコレ本当にヤバイなって感じて、休みもらって病院行って、あれこれ診察してもらいました。病院行く前は、遅刻出社してクリニックに数回行ったんですが、その時は「過労ですね」って言われて点滴打ってもらってオシマイ。何だいそりゃ…(愚痴/笑)。

この時の私の症状は
「動悸」
「息切れ」
「震え」
「喉の奥の異物感」
「貧血っぽい(でも貧血じゃない)感じ、頭の後ろがスースーしてひんやり冷たい」
「胸の圧迫感」

6項目が主な症状で、これが次々と、頼んでもいないのに勝手に私の身体にご来訪あそばされてくれた訳でございます…。笑えません。こんなに色々具合悪いものがあるのに、病院に行く時はある程度おさまっちゃってるので、病院側も診察しようがないと。お医者様に「症状がおさまってる時だと調べられないんですよ」って困った表情でよく言われましたが、 こっちだって、この状態の時に病院行けるほどの気力ないですよ? 動けないんですもん。必死なんですよ;一応診察して、血液検査もしてもらって、心電図もやっただろうか、…あ、あと胃カメラやった。胃も痛くてしょうがない時だったので。とにかく顔色が真っ青だったので、よく休んでくださいとか言われたけど、でも検査結果は何も異常無し。

じゃあ何なんじゃい…って思いますよね。具合悪くて、何してもなんか微妙におかしくて、具合が悪い当の本人は病院に行くしかないわけで。んでいざお医者様に見てもらって異常がないと言われ、「もしかしたら、自律神経失調症かも知れませんね」と言われ、でもこれって「病名じゃないんですよ」って言われて、はぁ?ってなりますよね。わかります。私もそうでしたから。『自律神経失調症』に関しては、オンライン上でくさるほど情報が出回ってるので、検索して見てもらえればと…。恒例のWikiセンセイはこちら。
私の身体の異常自体は(血圧が低い)以外はなくて、とりあえずよく休むことから始めました。

ゆっくりしようと思ってコーヒー飲んだら、動悸が。

そうです、自律神経失調症で体内のどこぞが狂ったんだと思うんですが、コーヒー飲んだら動悸がバクバク…… 胸は圧迫してしんどいつらい……(泣)。帰宅前に社内の自販機でモカジャバをグビグビ飲んだら、顔火照って熱いわ、動悸ひどいわ、なのに頭すーすーするわで…、帰宅するなりばったり倒れ込み、しばらく動けませんでした。数日後に違う種類のコーヒー飲んでも同じようなことが起きたので、コーヒー断ちに踏み切りました。私の嗜好品が減った……溜息。当時は仕事が顧客業中心だったので、コーヒーが仕事の友だったのですが。じゃあ他に何飲もう…、ああ、コーラ飲みたいな(グビリ)→動悸再発、胸圧迫、手が震える……バタリ。ウソでしょ、コーラもダメなのか??!
そんな繰り返しを経て、「なんだ?カフェインがまずいのか??」 と思ったのですが、紅茶は大丈夫だし、緑茶も問題なし。ソフトドリンクは全て飲める。

一体どういうこっちゃ? なんでコーヒーとコーラがNGなのか?

コーヒーの加工物(アイスとかシュークリームとかパンとかケーキとか)とコーラの加工物(ラムネとかグミとかかき氷とか)が全てアウトという結論に。飲みたいものが飲めない、そしてその加工物が食えないという事態になりましたが、何故か酒は飲めます(笑)。何故この二つがダメなのか、それは今になっても理由判明せず。

自律神経失調症になってしまって、会社にも迷惑かかっちまうんで、退社しました(その後、回復したんで復帰)。ストレスの現場から離れて、しばらくゆっくりしました。退社したあとも、しばらくは動悸や胸の圧迫などが続いてたんですが、徐々にそれらはなくなりました。当時、病院で処方してもらってた薬は少しずつ飲まなくなり、気付いたら飲まなくても大丈夫くらいになりました。(処方された薬は一つのみ、ここでは詳細は割愛)私は薬頼りが好きじゃないんで、できるだけ薬とか飲みたくない人間なのです。オンラインで何か改善物はないかと探してたところ、こいつが見つかりましたよ。

養命酒』!!!(デデン!!!)

草刈サンが養命酒のページにデデンと登場されたので、びっくりしました(笑)。私は養命酒の回し者ではありませんが、これがもうびっくりするほど本当によく効きます。私はもう15年近くこれを飲んでます。継続は薬。自律神経失調症とおさらば出来たのは、これのお陰だと思ってます。朝は必ず飲みます(運転する人は飲まないように… 一応お酒なので;)。冷え性の人にもオススメできます。
とは言え、自律神経失調症は人によって違うので、養命酒飲んだからって必ず改善できる訳ではなく、私が偶然『養命酒』と相性が良かっただけじゃないかと。薬酒なので、匂いがダメだったり味がNGな人はいると思います(厳密に言うと漢方ではないっぽい)。

自律神経失調症は、いつでも発症する可能性がある

例えば「風邪」は、ひく前触れの有る・無し関係なく、身近な病だと思ってる作者ですが、自律神経失調症もそれみたいなもんだと思ってます。いつでも風邪をひく可能性がある。季節関係無し、そんな感じ。

自分がいつどこで自分のコントロールを間違えたかなんて、当人でも分からん事が多いですし、ましてやストレス社会(死語かな…?)の中じゃひょっこり現れるんじゃないかと考えたりします。しかし、他人が自分をコントロールする訳じゃないので、やっぱり己の中でどこか隙があったのかも知れませぬなぁ……と。『レポートの中に、語り部みたいな文章入れるな』と思われそうですが、作者の心境はこんな感じです。ストレスが中心で発症するこの病は、自分に一番ダメージが来るのです。周りの人はわかっちゃくれないケースが多いのです。顔が真っ赤・真っ青にでもなれば、他の人でも気づくだろうけど、動悸とか息切れとか胸の圧迫感とか、経験した人しかわからないです。ほんとにしんどい!特に「胸の圧迫」って、鳩尾のところを内側から急に強く押されたような感覚で息が詰まるので、実体験しようがないです。っていうか、経験しない方がいい!! なーんでこんなもんが起きてしまうのかとか考えたくない。出来れば一生経験せずに、天命を全うしたいものです😅

思い出したことがあるので、上記記事にいくつか追記して見ました。併用して読んでいただけると幸いです。(2021/01/27)

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