では、政治に全く関わらないことはできるのか?

前回、こういった内容を考えた。

まあ、正直、政治に関わるとロクなことにならないのは書いたとおりだが、賢明なる読者の中には、では、政治に全く関わらないことはできるのか?と疑問に思った者もいるだろう。

結論から言えば、NOだ。

そもそも、我々は一人ではいけないし、誰かと誰かがぶつかれば、玉の取り合いになる。

そういった中で、どうすれば、うまくいくのか?という模索を始める人もいる。

これは、私の見解だが、政治への関わり方を冷静に考えるべきだと思っている。

政まず、治への関わり方は能動的にもできるし、受動的にもできる。

能動的に関わるというのは、選挙に行く、デモに参加するといったこと。後は、特定の結社に入って街宣でもするということなどを指す。

では、これらをやらなければ、政治に関わらないのでは?という指摘もあるだろう。それの答えはNOだ。

実は、こっちは意識はしにくいが、受動的に関わってしまうということがある。実際、かつて、声を上げなかった人民がいることを利用し、「声なき声」に私は耳を傾けるといった政治家、岸信介が強引に安保法案を通したということが昭和にはあった。つまり、声を上げなければ、自動的に承認されるといういい例で、こういう風に「何もしないこと」で「自動的に承認される」と解釈されることになるので、結果的に、「今の政治に賛成した」ということに「されてしまう」。たとえ、酒場やツイッターで「うだうだ」言っていても、結局は無駄。それは賛同者にされてしまった人の責任である。

それなら、どうすればいいか。

方法が一つだけある。

それは、どこに黙って選挙に行くこと。

その際に、期日前に行ったか?とか、当日だったか?とか、一切、言わず、誰に投票したか?といったことも一切言わず。ツイッターやSNSには一切余計なことはいかずにね。そして、政治宣伝を自分のアカウントでは一切やらずにね。特に、政治宣伝の際に、嘘を流せば、その嘘に気がついた人からバッシングを受けることになる。

もし、投票したいと思うところがあれば、そこに入れればいいが、そうでないなら、一番、落としたいと思うところから、消去法でやって、残った人に入れればいい。

そして、組織票のために、投票先をどこどこにしてくれと言われても「表面上は「はいはい」といいつつ」、笑顔で、その候補者を落とすため、別の対立した候補者に入れる。

だいたい、与党野党に関わらず、気にくわない政策をするような気にくわない政党や候補者を叩き落とすことを楽しみに行けばいいのでは?と考える。

正直、私は特定の政党は支持していないが、あからさまに無理な政策や特定のところを優遇するような政策を行なおうとしたことが発覚したもの、ならびに、不誠実なことをやってまで勝とうとした者、不義への告発を次の選挙でその告発者の政党が不利になるから妨害を計画するような政党関係者がいると発覚したものといったものについては、私は全く支持をしていない。

また、宗教関係が支持していると思われるのも、疑問しか感じないので、師事はしていない。

それゆえ、以前、選挙に勝つためならなんでもやるべきと言っていたネオリベがいたが、それには反対をしていた。

結局、それは、単に悪徳を栄えさせることにしかならない。

だから、そういう悪徳の栄えになるところは落とす。

これは政治屋ではなく、単なる一有権者としての覚悟。

正直、他はどう考えているかはわからないから、結局は死票に終わるだろう。

だが、死票でも構わんから、選挙に行く。それだけ。

政治屋として、政治に関わるよりも、有権者として、政治に関わる方がよっぽど楽。

変なレスバに巻き込まれることもないし。

そして、選挙は秘密選挙の原則があるから、こちらから、「どこどこに入れた」など公開する必要はない。

それならば、少なくとも、選挙に行くだけでいいだろう。

それだけの話。

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