すごく懐かしいが、実は昔、あるバイトをやった時の面接のメモがあった。
なんの短期バイトだったかは言わないが、まあ、こういったものがあったのさ。
(A)適性検査
適正試験は試験室内のパソコン上で行われた。内容は4択の選択肢から、自分の性格に合致するものとそうでないものを一つずつ選んでいくもの。この問題は68問ある。この問題を解く際に気にすべきことは三つ。
時間配分
これは時間がある一定以上かかると、嘘を選んでいる可能性があると判断されることがあるため。これは直感で選ぶ試験だから。
ライスケール
似たようなものが出てくるので、前と違う答えをした場合、嘘と判断されることがある。
非常識なものを選ばない
例えば、時間はきちんと守るというモノについては、当てはまるとする必要がある。というのも、社会人として、時間を守ることは最も重要だから。こういったように、絶対選ばなければいけないものもある。
しかし、結局のところ、性格検査なので、どういった基準に判断されるのかは少し疑問が残る。また、どれくらい重視しているのかも不明である。
(B)教養試験
試験内容は、小学校から中学校レベルだと考えられるが、めったに使わなかったり意識しなかったりすることも出るため、注意が必要。対策としては、多分、教職で用いる一般教養で準備することが重要だと思われる。
特に、「ドイツ音楽における3Bとは?」(ベートーヴェン、ブラームス、バッハ)や、四字熟語の漢字の書き取りや格言(果報は寝て待て)や敬語の問題は要注意だと思われる。それ以外は、小学校の計算や知識(但し、技術4教科も含む)でいけるはず。
(C)小論文
・あなたにとって最高の先生とは?
・最近、気になったこと?
・教育関係の何かだったと思う。
聞かれていることは恐らく、いわゆる教職の採用試験の小論文の内容だと思う。
私は、「あなたにとって最高の先生とは?」に関して書いた。
中学の頃の社会の先生の話を書いた。軸としては、二つ。
①授業がわかりやすく、その教科に興味を持つことができた。
赤、黄色、白のチョークで色分けしていた。
赤→授業中に確実に覚えるべき項目、黄色→テストまでには確実に覚えておく項目
いろいろな本を読んでいて、単に教科書の内容だけをズラズラ読んでいただけではなかった。
②悪いことは悪いと言ったこと
教師は元来、どちらか一方だけを贔屓することが多い。そのため、遺恨が残る場合がある。
→しかし、あの先生は、ここまではこっちの責任だけど、ここからはあっちの責任だということを明言していた。→これに惹かれたところもある。
なお、他の先生で、ここまでキチンとしたことを言った人はいないと思う。
(D)専門試験
国社数理英のうち2問を選び、そのうち、1問は国数英から選ぶというもの。まず英語は中学レベルの穴埋め問題や英文読解だった。
読み落とさなければ、かなり簡単な問題だった。理科も中学レベルで片付く問題だった。
また、国語はゆっくりと確認はできなかったが、それらしきもの(中学レベルらしき)が見えた。
数学は中学レベルで正直言って、図形を除いて簡単な問題だった。
社会は、地理、公民、歴史を合わせた問題で、地理が非常にやりにくかった。単に私の頃、中学社会における地理の内容を減らしたのが原因だと思う。
いずれにせよ、中学社会の地理と中学国語と中学数学の図形は内容が不足している。中学理科と中学英語は教え方の研究が必要か。
(E)面接試験
多少志望動機は聞かれたけど、実際は具体的な打ち合わせがメインだった。どこがいいか?家からどこの校舎が近いか?何の科目なら教えられるか?週何回教えられるか?などだった。
一応、家から近いところだったけど、正直、教えるべき科目はその教室に行くまでわからなかった。そして、コマ数も週二から周三になったりした・・・。
まあ・・・本当に、少しの少しの時期だったけど大変ではあった。でも、やっぱり、楽しかったなとあの当時を思う。ある意味、時期が時期でなければもっとやれたのかもしれない。
だから、TAの時に教員のトラブルになったのだけどね。あの手の仕事は、何か重いことをサイドにやりながらやっていいものではないし。
ただ、そういった、使命感で動ける人間は、ほんの少ししかいないということを最近知った。
そういう経験があったから、物理の長旅Pなどの動画制作者に共感するところがあるのかもしれない。
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