ストレートに言えば、伝わるものではない。

こんばんは。
noteを始めてから毎週火曜日に記事を書くよう
習慣づけているため、
最近火曜日がくると『もう1週間終わったのか〜』っと思ってしまう。

人によっては、それが金曜日だったり、
あるいは日曜日、月曜日だったりするのではないかと思うが、
どの曜日であっても、
"スタート"や"ゴール"
という感覚を感じられると
気持ちが切り替えやすかったり、
心が落ち着いたりして、結構大事だと思う。

では、今回のテーマは、ちょっと鋭さというか、
個人的にこの言葉を聞いて、
ゔぅっとなるようなテーマにしてみた。


私の性格の中には、

『ストレート』

という言葉に当てはまるところがいくつかある。
自分で言うのもなんだが、"正直者"と言うか
気持ちが白黒ハッキリすることが多いため
その分発する言葉もストレートなことが多い。

「これは、好き！これは、嫌！」
「私はこう思う」「こうだから、こう考える」

お気づきな方もおられるかと思うが、
しっかり我が強いのだ。
母には「うちの家系は、頑固者ばかりだから気をつけないとだよ。」と
幼少期から口すっぱく言ってもらったこともあり、
"我"に対しての意識は、
今も忘れずに気をつけていられている方かと思っている。(思っているだけかも)

昔は、自分の正義感や固定概念から

『ハッキリ伝えた方が分かりやすいし、伝わる』
『相手のためにもなる』

と強く想い続けていた。

が、社会人になり
学生の時以上に、いろんな年齢層の方、
経験をされた方と関わる機会が増え
改めて大事だなと思うこと、
それが

『伝え方』

である。

伝え方1つで、物事が、人が、
良い方向にも悪い方向にも
ガラッと変わる瞬間を
私は何度も見てきた。

私の中から生まれた
『ストレート』な伝え方や表現方法は、
時に人を深く傷つけてしまい、
相手にしんどい思いや悲しい気持ちにさせてしまう。

恋愛で例えるなら、【好き】という言葉の表現。
もちろん言われて嬉しい気持ちになることがほとんどかと思うが、
人によっては、【重い】と感じることもあるのではないか。

ちなみに私は、【好き】という温度感が
自分よりも高すぎる相手から「好き」アピールをされると、
うまく受け止めきれず、
【重い】と感じてしまう。
一生懸命さが出過ぎての好きアピールも、
【嬉しい】という気持ちより
【申し訳ない】という気持ちの割合が
どうしても大きくなってしまう。

もちろん逆も然りで、
私が【好き】という気持ちを
ストレートに表現しすぎると
相手が引いてしまうこともあった。
このストレートな表現により
私は恋愛や仕事、人間関係も、
うまくいかなかったことがたくさんある。

社会人になって出会った、
尊敬している人からの一言。

『ストレートに言えば、伝わる訳ではないよ。
相手によって表現を変えていくことが大事。』

私の中で衝撃が走った感覚、
ハッと気づかされた瞬間。
そこで初めて私は、
伝え方の深さを理解した。

それからは、その時の状況や出来事
相手の人柄や何を発するかによって
柔軟に変えていくことを今も学びながら実践中だ。

自分の正直な気持ち、
ストレートな気持ちは大切にしつつも
相手への誠実さと思いやりを忘れずに
幅広く表現することのできる
そんなユーモアあふれる人間になりたい。

と、ふと思った、今日この頃。


いつも最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
また来週！！