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コスタリカ旅行記と現地メモ

旅行でコスタリカに訪問したが, 日本語での情報がかなり少ない, もしくは情報が古かったので旅の備忘録として残しておく.
※ 通貨や物価, 治安などは2023/12 時点の情報としてご理解ください. 


コスタリカの魅力

豊かな自然や野生の動物、そして温泉に入ったりすることもできる. エコツーリズム発祥の地として観光業が栄えているため、他の中南米の地域と比べると治安も安定している.
(動物や魅力の部分に関しては他のブログや観光ガイド等でも詳しく述べられているので割愛)

国土は熱帯雨林のジャングル、活火山を含む山岳地帯、常春の高原地帯、カリブ海と太平洋に面した熱帯のビーチと変化に富む。そこに全世界の動植物種の約5%、鳥やちょう類に限ると約10%が生息すると言われ、まさに「生物多様性の濃縮地域なのだ。

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO11732510W7A110C1000000/

私たちのプラン

宿泊先, 移動などの行程
  • レンタカーで 空港 -> Manuel Antonio -> Monteverde -> La Fortuna を巡って, 空港付近に戻ってくるプランで700km程度移動した.

訪問した場所の移動経路
  • ホテル, 飛行機は個人手配で, 国立公園では入場料込みのガイドツアーを事前に申し込んでおいた. 

  • Manuel Antonio, Monteverde では国立公園のツアーを楽しみ, La Fortuna では温泉に入った. 最終日は市内でゆっくりして, 飛行機に乗った.

出会った動物たち

ナマケモノ
タランチュラ
サソリ
名前忘れた鳥
ハヤブサ
ハナグマ
道路のイグアナ
名前忘れた鳥
  • 世界一美しいと言われる鳥に遭遇できた. 幸運にも正面と後ろ姿の両方が見れた.



コスタリカの基本情報

  • 現地通貨はコスタリカコロン (CRC), ただしドルもほとんどのお店で使える. (ドルで支払ってもお釣りはコスタリカコロンで返ってくる)

  • 2024/01時点で 1CRC = 0.28円 = 0.0019ドル

  • 物価は日本より少し高い. ローカルのお店で最低 4000CRC (=1100円程度)くらいでご飯が食べれる.  

行って気づいたこと

お金について

  • 駐車料金, タクシーなど現地通貨で支払うなら4000CRC (=7.7ドル) で ドルで支払うなら 10ドル みたいな場面が何度かあったので現地通貨で払った方がお得. 10ドル払った時にビビって聞けなかったけど, 今思うと 1000CRCお釣りくれって言いたい.

  • いくつかのブログで見た通り, 現金はクレカのキャッシングで用意するのが一番良さそう. ATMは空港, 街に行けば必ずあるので日本からは用意しなくてもよい. ただし, カードの種類 or ATMによっては手数料が非常に高くなることがあった (手数料が10%程度表示された) のでカードをいくつか用意するのと表示される手数料を必ず確認する. 

  • チップは払わなくてよいらしいけど, ツアーや良いホテルでは払った。払わないことで嫌な扱いされたとかはない.

ガイドについて

  • ガイドさんとは動物を探しながら歩いて, 鳴き声での見分け方や生態系などについて説明してくれた. 森の中で鳥や猿を見つけるのはほぼ不可能で, "あの辺だよ!"と指示を受けても気づくまで非常に時間がかかった.

散策した国立公園 (@ MonteVerde)
  • また, ガイド同士の情報交換による順路の最適化が行われていたので, 珍しい動物を見たい場合には必須だと思った. ("あの場所で〇〇が見れたよ!" みたいな会話をよくしていて, ルートが修正されていた.)

言語について

  • ローカルっぽい店や食堂みたいなところではスペイン語のみで, ガイド, ホテルの受付や観光客向けのレストランでは英語が通じる.

  • レンタカー会社までピックアップしてくれる人やツアーまでの送迎車のドライバーなどの人はスペイン語混じりの英語 もしくは スペイン語のみで, 色々確認しておきたいタイミングだけど難しかった.
    ※ SIMのアクティベートのために, レンタカーの受付の場所にwifiはあるのか聞いたら, "Esta ~~" みたいな多分スペイン語混じりの英語を喋っていて, 肝心なところがわからないから何度も聞いてたら "Do you speak English?" とか返ってきたので諦めた.

ちょっとローカルっぽい店
  • ガイドツアーなどに参加する場合は, 歴史的な背景, 動物の探し方や特徴をしっかりガイドしてくれるので, 英語力がそこそこあった方が楽しめる. 一緒に行ったパートナーはB1 ~ B2 程度で説明をほとんど理解できていて, 自分の A1~A2程度の英語力だとガイドの説明を30%~40%くらいしか理解できず, 時々補助してもらってなんとかなった.

出典: ブリティッシュ・カウンシル、ケンブリッジ大学英語検定機構

食事について

  • とりあえず米が食べられる. Casado と呼ばれる, 米/黒豆/主菜/揚げバナナ/その他(値段が高いと品数がちょっと増えたりする) で構成されるプレートが大体どこにもある. 鳥, 豚あたりはハズレは少ないと思った.

casado と呼ばれる現地の定番プレート
観光地で有名なcafeのちょっと良い Casado
  • Casadoが一番安くて, ステーキ等 > ピザ, パスタ > ハンバーガー = Casado みたいな価格帯だった. 味的にも悩んだら Casado. 

  • ホットコーヒーはどこでも美味しい. 

  • あと水道水が飲める国なので, 水筒を持参していくとよい. エコツーリズムの影響か, ペッドボトル持参が禁止の公園があったので, その点でも水筒があると良い. お店で "House water" って言うと水道水が出てきて, これは無料で飲める店が多かった. 飲み物の注文は必須ではないので後半は House water をお願いしていた. (基本的に出てくる飲み物のサイズがでかいので, 毎回はいらない)

パッションフルーツジュース (黄色)と忘れた別のフルーツジュース (白色)
  • 高いお金を払うとサービスや雰囲気はあがるけど, 味が上がるわけではなさそう. 観光地の有名な店で 15000CRC (約4000円)のマグロステーキを食べてみたけど, 何に掛けてもうまそうなBBQソースみたいなものがかかっていた大味のステーキだった.

4000円のマグロステーキ
  • 今回の旅行で一番美味しかったのは, 現地のおじさんにおすすめされたスペイン語しか通じないレストランで Casadoとセビーチェとエビのソテーを食べた. (google mapでレビューの良い店に行ったら, お店は閉まっていたけど店主?の人がいて ランチを探してると伝えたらこの店をおすすめしてくれた.)

3つで4500円くらいの現地のおじさんにおすすめされた店
  • 多くの主要な観光地の近くに別の街 があるので, 車があるならご飯はそっちで食べた方が安い.

Manuel Antonio の近くにある Queposという街 (車で10分程度)
  • あらゆる料理に揚げバナナが載ってて, (あんまりよく無い油を吸っている感じがするので) 全部食べなくてよい. もう一回コスタリカ行くなら揚げバナナなしでと言いたい.

レンタカーについて

  • 整備された道, 砂利道, 荒れた道路があった. 特にコンクリートが欠けてボコボコになった道が国道に突然現れるとかなり危険で, ハマったら車の床部分にぶつかるんじゃ無いかくらいの深い穴もあるので注意が必要

  • 現地で契約した SIMが場所によっては圏外になるので、事故ったらどうやって救助呼ぶんだろうと思いながら運転していた、上記の道路状況と合わせて夜道の移動は避けるのが良い.

整備された道
山に入る砂利道


番外編

  • Manuel Antonio の猿 (ノドジロオマキザル) はコロナ前に人間が餌付けしすぎたせいで, 自分たちで餌を取れなくなり数が激減したとのこと. 人間を恐れていないのでビーチに置いてある荷物漁ったり, スマホを近づけると持っていかれるらしい.

ホテルで見かけたノドジロオマキザル
  • 見たいと思った場所を双眼鏡でピンポイントで見るのは難しい. 現地に着いたらテキトーな森林とかで練習しておくとよい.

  • 初めてデルタ航空に乗った、機内で飲んだ Sweet Water という会社のビールが非常に美味しかった。日本でも飲みたい


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