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0.経緯

主に季節の変わり目に、扁桃炎を起こす。
最近は扁桃腺除去手術も考えているところだった。

友人とお茶をした次の日の夜から、体調に違和感を感じた。

今回は特に高熱と喉の痛みがひどかったため、翌日、すぐに耳鼻科へ行った。
この時は扁桃腺の様子もいつも通り(悪い意味)で、
いつもの薬を処方してもらい、帰宅した。


数日後、39度台の熱が一向に下がらない。
解熱剤を飲んでも38〜37度後半といったところで、
のどの痛みも熱もつらく、生活が破綻していった。

幸い、備蓄品の多い時期だったため、
カロリーメイトや嫌いな飲むゼリーを食べてなんとか生き延びた。


数日後。状況が変わらない。
いつもは良くなってきているはずなのに、一向にその気配が見えない。
かかりつけの病院が休みだったが、我慢ができず、別の病院(内科)を受診。


最初に耳鼻科に行って1週間が経っても治らなければ、再受診しようと思っていた。
しかし症状は悪化するばかりだ。
「あと2、3日」が耐えられず、再度耳鼻科へ。

のどの様子は悪化しており、
今までにみたことないほど膿がたまっていた。


朝9時半。
そのまま別の病院への紹介状が渡され、入院が決まった。
手持ちのバッグには携帯、財布、家の鍵のみ。
なんなら玄関の電気をつけたままのような気もする。
タクシーに乗車し、私は突然家を離れることとなった。

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