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airpuricカーテンの工場見学Part2

こんにちは~。
airpuricカーテンのECショップ店員のyakaです。

この記事では、業界初の抗菌・抗臭作用があるairpuricカーテンを製造しているインテリアナガオカのオーダーカーテン工場の様子をご紹介していきます。ちなみにこれはPart2なのでPart1もあります。

オーダーカーテンにはざっくりでも17工程あります。
(基本のオーダーカーテンの流れについてはこの記事を見てね)

前回はカーテンが出来上がる前の生地の裁断にちりばめられたインテリアナガオカならではの工夫をご紹介しました✨

今回は、いよいよ縫製作業です!

美しいカーテンへの湯を沸かすほどの熱い愛

airpuricはインテリアナガオカの工場で作り上げられています。

ご購入者様からは

「カーテンの縫製はもちろんのこと、梱包や対応、どれをとってもとても素晴らしかったです。」
「やはり良いものは良いのだと感じることができました。 これから購入を検討されている方は、一度相談してみて検討すべきだと思います。」

とクールな店長のhosodaがニヤつくくらい嬉しいコメントをいただいています。

カーテンは生地が分厚いものから繊細なレースまで種類が幅広くサイズは大きいため美しいカーテンを作ろうとすると非常に技術と工夫が必要。

そこを突き詰めたのはインテリアナガオカの美しいカーテンづくりへの半端のない愛だと思います。(断言)

そんな、美しいカーテンへの愛が形になったの1つがインテリアナガオカの「縫製技術」です。

製造工程でいうと

5.カーテンの裾をミシンで仕上げる
6.カーテンのサイドをミシンで仕上げる
7.仕上げた生地をアイロンで整える
8.指定されたサイズになるように仕上がりの丈(高さ)を裁断、柄の調整
9.でカットした箇所にポリエステルの芯をつけてフックをかける箇所を機械で縫製

に該当します。

この工程で特筆すべきインテリアナガオカの美しいカーテンづくりへの愛ポイントを3つご紹介します!

美しいカーテンづくりへの愛その1:ミシンはカスタマイズされたドイツ産

ドイツ産のミシン

インテリアナガオカの創業者がこだわり抜いて導入を決めたドイツ製のミシンは繊細で決めの細かい縫製ができるのが特徴!

下着のような繊細な生地を縫うことに向いているミシンをあえてカーテンで
も縫えるようにカスタマイズされています。

国産のミシンや大型機械でじゃんじゃん縫って大量生産していくのが主流の中、人間の手で微妙な調整をしながら手でミシンを動かすと技術が必要。

意地悪な見方をすると手間がかかって面倒なミシンをわざわざなぜ導入したのか?

それは偏に創業者のカーテンづくりへの愛が半端じゃなかったから。と店長のhosodaが言っていました。


病院のベット周りにつけるネットとカーテンなど素材の合体カーテンは一歩針の手作業ミシンでないとつくれない。オール機械任せだとつくるのは無理。


国産ミシンや大型機械だと柄の合わせがずれるなど、細かい縫製には向いていないこともありますが、このミシンはミシン目がすごく綺麗に仕上げることができるのだそうです。

車でいうと高級車のシートのステッチになるような繊細さを表現できるのだとか。

店長いわく、「高級車ってステッチの数が決まっている。かなり細かいオーダーに答えることができる技術がないとそこまではできない。あと、オートクチュールもかなり高度な縫製技術がないと仕上げることができないけど、そういう細かい調整が必要なものを作るのにむいているミシン。」とのこと。

しかも創業者がカーテンマニアなら、ミシンをカスタマイズしてくれたメカニックの方もメカマニアだったそうでマニアとマニアの化学反応でできたちょっとしたモンスターミシンだとか。

これだけこだわったため、費用も国産ミシンの3倍~4倍するとのこと!!

それでも、国産に比べて耐久性が高いし、なにより美しいカーテンづくりには欠かせない機能をオリジナルでカスタマイズしてあるので調整も自分たちで行えるため、今も開業当時からのミシンが現役で動いているのだとか。

美しいカーテンづくりへの愛その2:手作業

ミシンはただ真っ直ぐ縫うだけなら簡単ですが、内側1ミリ2ミリを手作業で縫うことで、タッセルの曲線も表現しているのがインテリアナガオカのすごいところ!

工場で機械が自動でつくってると荒い仕上がりになりがちで、他のカーテン工場の方もインテリアナガオカのカーテンやタッセルを見ると「どうやってこんな綺麗に仕上げてるの?」と首をかしげるそうな。

タッセルは曲線があるデザインが多いので、ミシンを手で調整しながら確実に仕上げていく技術が必要ですが、インテリアナガオカではベテランのスタッフのみなさんによってそれが可能になっています。

美しいカーテンづくりへの愛その3:音楽とフローリングと創業者のカーテン愛

インテリアナガオカの工場に、他のカーテン工場の方が来て驚かれるあるあるが3つ。

1つ目:音楽

あいみょんとかKing Gnuとかも流れているんだろうなぁ

インテリアナガオカの工場には常にJPOPの有線音楽が流れています。

工場というと機械音が鳴り響き、作業している人は黙々と仕事をしているイメージを抱きがち。

でも、やっぱり働き手も同じ作業だと飽きたり集中力が続かないこともあるので、楽しく仕事ができる工夫として常に音楽が流れています。

2つ目:床は地面ではなくフローリング

ブルーのエプロンは会社支給。これも珍しいことだそう。

多くの工場は倉庫やプレパブ小屋で、地面は靴で出入りするコンクリートなどが当たり前です。

でも、インテリアナガオカは発想の逆転で、「床を作業台として使う」という考え方で、毎日床を掃除して清潔に保ち、カーテンを大きく広げて仕事をすることができます。

40年前に創業者が決めたことですが、当時はフローリングの床の工場はかなり珍しかったそう。

靴を履いているカーテン工場が多い中、インテリアナガオカはスリッパ。

常に清掃もして、清潔をたもって商品が綺麗な状態で納品できるように工夫されている点も他の工場の方からすると驚きポイントなのです。

3つ目:創業者のカーテン愛

上のお写真をご覧ください。右下に座ってミシン台に座って工場を見渡しているのがインテリアナガオカの創業者です。

社長がミシン踏んでる工場はめちゃくちゃ珍しいそうで、社長がミシン踏むことがまずないことなので、他の工場の方はびっくりされるのだとか。

「好きなんやろうなぁ、カーテンづくり」と店長のhosodaがポロッといった一言が全てだと思いますが、本当にカーテン作りが好きな創業者の愛が、工場のメンバーにも伝わり、お客様が手にとった瞬間に「他とは違う!」と感じてくださる美しいカーテンが生まれているのだと思います。

創業者の数々のカーテンづくりへのこだわりを店長のhosodaから聞くにつけ、私の頭の中には千と千尋の神隠しの釜爺の「愛じゃよ愛」が駆け巡ります。(なんのこっちゃ)

いかがでしたか?

次回はいよいよ最終回!お楽しみに♪



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