見出し画像

airpuricカーテンの工場見学Part1

こんにちは!
airpuricカーテンのECショップ店員のyakaです。

この記事では、業界初の抗菌・抗臭作用があるairpuricカーテンを製造しているインテリアナガオカのオーダーカーテン工場の様子をご紹介していきます☆

オーダーカーテンにはざっくりでも17工程あります。
(基本のオーダーカーテンの流れについてはこの記事を見てね)

今回はインテリアナガオカが以下の工程をどのように経て高品質なカーテンを生み出しているのか?をご紹介!

  1. 生地とサイズを指定された注文を受ける

  2. 縦幅を人力で測って電動カッターナイフで裁断

  3. 横幅を人力で測ってハサミで裁断

  4. 横幅を人がミシンでつなげる縫製

今回は上記の4工程をお伝えします♪

カーテンの生地に合わせて変える大量のミシン糸

1.生地とサイズを指定された注文を受ける

個人宅はもちろん、病院や介護施設、ホテルに保育所などクリーンさが求められる場所でも重宝されているインテリアナガオカのairpuricカーテン。

オーダーカーテンなので、サイズや生地は依頼主の好みや要望にあわせて提供しています。

膨大なカーテンの生地(ファブリック)とサイズ、加工を組み合わせて窓にぴったりのカーテンを生み出すにはまず採寸が大切。

幅や長さはもちろん、どんなタイプのカーテンレールか?なども確認して、ぴったりサイズのカーテン作り。

  • どこからどこまで採寸するのか?

  • フックの形は?

  • カーテンレールのデザインは?

などで実は測り方が異なるそうです。

プロに相談せずになんとなくでカーテンを買って、丈が短い、長すぎて床についた!というのはこのへんからおこっちゃうがっかり現象だったのか・・・。

2.縦幅を人力で測って電動カッターナイフで裁断

依頼主とサイズの確認ができたらいよいよ生地をカッティングします!

まずは縦幅を人力でシュッと測って電動カッターナイフで裁断します。

以前、NHKの番組で取り上げて頂いた際もインテリアナガオカのこだわりの1つとして紹介されたのがこの裁断技術

カーテンの生地は長さがあるので、どうしても平面に寝かせるとまっすぐにならず、下手に器具で固定するとひっぱってしまって裁断したら想定より短く切れてしまう・・・など実は扱いが難しい。

そこでインテリアナガオカではすべり台のような斜めの機械にカーテンを寝かせます。※下の写真の右上にある機械がその裁断機。

カーテンの裁断機は右上の斜めになっている機械

角度もかなりこだわっているそうなのですが、斜めにカーテン生地を寝かせることで、カーテンレールにかけたカーテンと同じような重力がかかった状態の生地を自然に裁断できるので、仕上がったカーテンのサイズ感が注文者の窓とシンデレラフィットを実現!

インテリアナガオカのカーテンの製品の良さの1因となっています。

3.横幅を人力で測ってハサミで裁断・4.横幅を人がミシンでつなげる縫製

縦幅の次は横幅!

岐阜県にある日本刀の工房が生地裁断に適したハサミの刃の角度にたどり着けず苦戦していた際に、インテリアナガオカが協力しためちゃくちゃ気持ちよく裁断できるハサミで裁断!

さはみも岐阜県にある日本刀の技術を使わている

必要な横幅になる生地を用意できたら今度はミシンで縫い合わせます。

インテリアナガオカがこだわってカスタマイズしたドイツ製ミシン

インテリアナガオカのこだわりの一つでも注目すべきなのがこのミシン!

使用されているのは外国製のドイツ製のミシン。

下着のような繊細な生地を縫うのに向いているミシンをカーテンでも縫えるようにインテリアナガオカがカスタマイズ。

簡単に日本製の縫製ミシンとの違いをあげると

  • 耐久性が違う。めちゃくちゃ長持ち。

  • 国産ミシンの3倍~4倍の費用がかかる。

  • ミシン自身が繊細でキメ細かい縫製が可能。

  • ミシンの縫い側のほうにミシンを送り出すタイミング、押さえ込む力を調整できるようにオリジナルカスタマイズ。

  • 両面縫いの生地をきれいに上下送り出すことができるようにオリジナルカスタマイズ。

などなどこだわりが詰まった日本のカーテン界では珍しい高級かつ高性能ミシン。

国産のミシンだとあわせがずれると柄がずれるなど、調整が難しい生地でも、このミシンなら縫い目がすごくきれいなので、車でいうと高級車のシートのステッチになるような繊細さになっています。

高級車のシートはステッチの数が決まっているほどのこだわりようだそうで、かなり細かいオーダーに答えることができないと実現しませんが、このミシンはその要望にも応えることができる機能性の高さだとか。

オートクチュールのドレスなど品質を高いものにつくるのにむいているミシンをカーテンに取り入れるなんてかなりびっくりな発想ですが、そのかいあって実際のお客様からも「こんなに品質がいいカーテンが届くなんて!」と喜んでいただけているんだなぁと実感。

いかがでしたか?

まだカーテンの序盤の4工程でこれだけのこだわりが詰まっているインテリアナガオカのカーテンの世界。

次回はカーテンの裾やドレープなど加工作業についてもご紹介予定です!お楽しみに♪


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?