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俳句(俳号:紅葉)

最近、作った俳句です。

乗り越える 壁の向こうは 虹かかり
五月雨に 旅に向かうや 時近し
蛙飛ぶ 木の間の水面 輪になりけり
趣味にして 自由気ままに 春の朝
賞味期限 忘れた卵や 猫の恋
青嵐 吹き溜まりにいる 待ちぼうけ
雨粒を 避けて通る サイダーや
浮き輪踏む 跣の感触 懐かしむ 
夜会には たびたび行くや 立夏でも
三日月の 下にある星 金星や
終了し 足首痛い 夜の道
やまびこの 昔の思い出 朧月
古本の 汚れを落とす 秋休み
靴箱に コスモス一輪 不思議なり
中年の 終わりが見える 月見かな
満月や 団子も食べり 秋惜しむ
山越えて 達成感や 秋の夜に
秋うらら 影を踏みけり 帰り道
落ち葉踏む 星降る夜は すぐそこに
上着なし 小春日和や 家の中
遠き場所 星降る夜は 冬の月
マスクとる その瞬間が 顔出しや

季語がないものもありますが、(無季)最近の俳句です。

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