Pythonエンジニアへの第一歩:環境構築の手引き
Pythonは現代のプログラミング世界において、非常に重要な役割を果たしています。Pythonエンジニアとしてのキャリアをスタートさせるためには、まず最初にPythonの環境を構築することが必要です。
この記事では、Pythonエンジニアの第一歩として、環境構築の手引きを紹介します。Pythonの環境構築は、多くの初学者にとって最初の障壁の1つですが、このガイドが皆さんの役に立つことを願っています。では、さっそく始めましょう。
Pythonのインストール
Pythonをインストールする方法はとても簡単です。インターネットに接続したコンピューターで、Pythonの公式ウェブサイトからインストールプログラムをダウンロードして、指示に従ってインストールします。
公式サイトにアクセスします。
お使いのOSに合わせてインストーラーをダウンロードします。
今回はWindowsで実施しますのでWindowsを選択します。
Linux、macOSも大体同様な手順になります。
下記の画面のStable ReleasesのPython3.12.1をインストールする(今回はembeddableではない通常のインストールを選択して下さい)
※注意※
今回紹介するPythonのバージョンは「3.12.1」を使用します。
開発環境に合わせて対応しているバージョンを選択するようにしてください。
インストール後ダウンロードフォルダのpython-3.12.1-amd(64or32-bit).exeをクリックする
python-3.12.1-amd(64or32-bit).exeをクリックすると下記画面が表示
チェックリスト2つともチェックをいれて、Install Nowをクリックする
※補足 チェックボックスの内容※
Use admin privileges when installing py.exe → 管理者権限でインストールします。
Add pythin.exe to PATH → 環境変数PATHに Python を追加します。
正常にインストールされると下記画像表示。Closeで閉じて下さい
インストールされたかの確認の為、コマンドプロンプトで確認します。
@rem Pythonバージョン確認コマンド
python -V
正しくインストールされていればインストールしたバージョンが表示されます。
Pythonを使ってみよう
メモ帳を利用して、定番のHello Worldの出力まで行っていきます。
まずは、Python用のファイルの作成を行っていきます。
メモ帳をひらいて、以下のサンプルコードをそのまま貼り付けてください。
print("Hello World")
次に名前を付けて保存を行います。
保存時に気を付けることは、ファイルの種類と拡張子です。
ファイルの種類は全てのファイル・拡張子はpyを選択してください。
上記設定で保存したら、Python形式ファイルの完成となります。
次にコマンドプロンプトを開きPythonの実行を行いましょう。
まずは、保存したファイルのある場所に移動します。
※注意※
今回のファイル保存先は、Cドライブ配下のprojectフォルダ内になります。
上記以外に保存した場合はパスが異なるので注意して下さい。
cd C:\project\
移動後は、コマンドプロンプトにて、下記コマンドを実行します。
python 保存したファイル名.py
例えば、今回の様にtest.pyというファイル名で保存しているのであれば以下のようになります。
python test.py
実行結果でも入力した文字列、Hello Worldが表示できました。
【おまけ】IDE(統合開発環境)のおすすめ
これまでのインストール作業で無事Pythonは利用できるようになっています。Pythonを書くときにはテキストエディタ(メモ帳やサクラエディタ)で作成可能ですが、便利なツールを合わせて紹介します。
その中でも、IDEと呼ばれる統合開発環境を使うと、プログラムを書くのがとても楽になります。有名なIDEには、PyCharmやVisual Studio Codeなどがあります。
終わりに
Pythonの環境を整えることができれば、プログラミングを始める準備が整いました!次のステップでは、Pythonの基本的な文法やプログラミングの考え方を学んでいきましょう。
無料で公開している学習教材を紹介しますので是非活用してみてください。
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