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虎に翼 35話 気まぐれ感想

突然の結婚報告、混乱する直言さん。そりゃそうだ。

一方、目を閉じてじっくり考えこむようなはるさん…そして
「その手があったか…」
同じこと言う。さすが親子。でもトラコとは少しニュアンスが違ったように感じた。

勇三さんなら大丈夫だ、トラコのことも仕事のこともよくわかってくれているし、何より家族同然に暮らしてきてその人柄は十分すぎるほどわかっている。
だからこそ、ここで承諾するのは勇三さんの優しさを利用することになるのではないか…そんな苦悩が垣間見えた。

「こんな子でも私たちにはかわいい娘です」
「子離れも親離れもできていない私たちですが、よろしくお願いします。」
どんな理由でもお見合い相手探しに奔走し、斜め上の方向から結婚を決めた娘を前にこうして祝福を述べられるはるさん。本当に素晴らしい。

そして迎える晴れの日。式は上げず写真だけ、というのは当時はあったのだろうか。
直道の「俺にはわーかぁっていーたー!」にまんざらでもなさそうな勇三さん…

「まぁ僕はずっとトラちゃんのことが好きだったんだけどね…」
斉藤和義以来の「ずっと好きだった」告白するじゃないですか。


そこで寝る?!寝られる?!すごいよ勇三さんそれは才能だよ。
トラコ、「はて?」も通り越して飛び起きる。そりゃそうだ。
好きなのに指一本触れないと…聖人か?聖勇三か?一気に仰々しい名前になってしまった。

わたしゃてっきり、週ラストには勇三さんは好意を伝えて、トラコも自分の気持ちに気づいて…という展開になるのかと思っていた。
が、勇三さんの「好き」に対しては答えのないまま!このまま戦争が日常を蝕んでいく次週に突入??

まさか…
最後まで優三さんに好きと言えず、戦死してその知らせが来てから「好きだった」と気づく展開…?
俺にはわかる(と言えば逆の展開になると信じたい)

いや!!!やめて!!!このまま契約結婚から始まるもだもだ不器用純愛ストーリーを1か月くらい描いてくれて構いませんので…石田ゆり子様もいらっしゃることですし…

そして不穏な次週予告。よねさん…??よねさん…?
「じゃあ私はどうすればよかったの」がリフレインする。

一緒に地獄を行くよ。


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