見出し画像

チェックしたいBranding Agency vol.02

先月より始めたブランディングエージェンシーをまとめるnote2回目になりました。今月も様々な発見とともに各国のエージェンシーをまとめます。

1 /  Pentagram

スクリーンショット 2021-02-27 16.42.52

世界的なブランディングエージェンシー。
「デザインは装飾ではない、生活の提案」の言葉をペンタグラム唯一のデザイナー鈴木ユウリさんのインタビューで読みました。こちらの記事もよかったので合わせて載せておきます。https://forbesjapan.com/articles/detail/25590/1/1/1
https://www.pentagram.com/


2 /  N/A

スクリーンショット 2021-02-27 16.53.05

少し毛色が変わって、企業などのブランディングではなくサービスや製品・企業などを浸透させるために体験的なイベント提案からブランディングを行っているエージェンシー。空間などステージデザインも多く、アイディアという武器で様々な問題にチャレンジしている。サイトの紹介方法も細かく項目分けされていて、どんな意図があったデザインなのかなど読みやすく分かり易く紹介されている。
https://www.na-collective.com/


3 /  Raggededge

スクリーンショット 2021-02-27 17.00.36

イギリスのブランディングエージェンシー"WE’RE A BRANDING AGENCY FOR PEOPLE TRYING TO ACHIEVE THE IMPROBABLE."(サイトより抜粋)
という文言がトップにあり、そして実際の仕事の例でもどれも日本では出会えないような挑戦的デザインを目押しにしたブランディング例が多くある。イメージの殻を破るということは難しいけれどそれにあえて挑戦していく、そんな姿勢も仕事の例から伝わって来ました。



4 /  Jill Brown

スクリーンショット 2021-02-27 17.10.38

こちらは少し特別に、エージェンシーではなく、サンフランシスコのクリエイティブディレクターのポートフォリオサイト。写真のコンペも幾つか受賞されているようで、どの例も写真で世界観に説得力を持たせる事に成功している。特にこのリゾートホテルのCIの例をとると、写真にも南国的な葉の影が映り込んでおり、グッとホテルの様子が伝わって来たりと素晴らしい例があり紹介させてもらいました。引用写真はこちらのサイトより。https://www.jillbrowncreative.com/


5 /  Saffron Brand Consultants

スクリーンショット 2021-02-27 17.27.27

こちらは世界にいくつも拠点をおくエージェンシー。航空会社のブランディングからSNSのFacebookなどのリブランディングなど幅広く仕事を行っている。特に引用画像にもあるApproachページでは4つに分けてブランディングの段階的なアプローチを説明されていた。大まかにくくってブランディングと考えていた自分からは眼から鱗でした。ぜひ画像引用元のサイトも見てみてください。
https://saffron-consultants.com/


 6 / Creativeans

スクリーンショット 2021-02-28 12.33.02


シンガポールに本社を置くブランディングエージェンシー。
サイトも非常に明快で分かり易く、Workの一つ一つの例も順番にタイトル分けされて構成されておりどういう意図でデザインを行ったかなどのアウトプットまでの道筋が、イラストや図解・動画などを通りてしっかり表されていてとても良い。どのデザインも遊び心や、親しみなどを感じるものが多いのはこのエージェンシーの毛色なのかもしれない。https://www.creativeans.com/



様々なエージェンシーのサイトをみていると先月と違った目線で見ることができていると気がつくことができました。エージェンシーも掲げている目標や目的がありそれに対して関わっている仕事にも色濃くその姿勢が現れており、特に眼から鱗だったのはブランディングで企業を押し上げる方法を4つに分けグラフィカルにサイトに記載していたSaffron Brand Consultantsというエージェンシーのサイトです。こちら非常に面白くブランディングに対する様々な発見をすることができました。
改めてブランディングという言葉が浸透しているけど、それに対する理解力・解像度の違いを自分はどれほど持てているのかと自分に新たに問いを持てることができてよかったです。

ブランディングエージェンシーをただ発見して「なるほど」と見流してしまっていたのが、こうして文字にするという作業を通して先月とは違った目線で見ることができました。来月はどんな発見ができるか楽しみです。それではまた、来月もお会いしましょう!


いつもお読みいただきありがとうございます。